2008年限りで現役を引退したチャン・ウォンジン(39)が、2月1日から4月30日までの3ヶ月間、日本プロ野球・福岡ソフトバンクの2軍でコーチ研修を受けることとなった。1月30日に出国予定。
大学卒業後1992年OB(トゥサンの前身)に入団したチャン・ウォンジンは、長年チームに欠かせない2番打者として活躍してきた。内外野ともに守れる守備力と確実性のある打撃で、2000年には自己最高の打率.323を記録し、170安打で最多安打のタイトルにも輝いた。だがチームの若返りによって2006年から出番が減少し、2008年は選手登録されていたがコーチ見習いの形で1軍出場はなく、ユニフォームを脱ぐこととなった。現役17年間の通算成績は1500試合に出場、打率.284、1342安打、51本塁打、50盗塁。
チーム史上初の海外コーチ研修を受けることとなったチャン・ウォンジンは、3ヶ月間という短期であるが、日本プロ野球の2軍の育成システムとフロント業務を学び、第2の人生に生かしたいと所感を述べている。