DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 新外国人ニコースキー(元福岡ソフトバンク)と契約

 SKは20日、2009年シーズンの新外国人選手として、クリストファー・ニコースキー投手(35)と契約金5万ドル(約450万円)、年俸25万ドル(約2260万円)の総額30万ドル(約2710万円)で契約した、と発表した。
 米国出身の左腕ニコースキーは1995年レッズで米国・メジャーリーグに初昇格し、1999年から2001年まではタイガースで60試合以上登板するなど、中継ぎとして活躍した。その後成績を落とし、2005年までメジャーリーグの複数の球団を渡り歩き、2006年はマイナーリーグのみの登板に終わった。2007年から08年まで日本プロ野球福岡ソフトバンクに所属し左打者に強い中継ぎとして活躍した。メジャーリーグ10年間の通算成績は336試合に登板、18勝32敗3S、防御率5.37。マイナーリーグでの通算成績は13年間で407試合に登板、44勝45敗19S、防御率3.90。日本プロ野球での2年間の通算成績は85試合に登板、3勝5敗2S、防御率3.99。SKでは韓国、日本での豊富な経験を生かし、手薄な左の先発としての活躍が期待される。
 2009年のSKの外国人選手枠は、先日契約したマイク・ジョンソン(元大阪近鉄)とニコースキーの2名の投手で埋まった。また2009年の保留選手名簿に載っていた外国人選手エステバン・ジャン(元阪神)とは、再契約しないこととなった。ジャンの2008年の成績は17試合に登板、1勝2敗6S、防御率2.15。