DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手アドニス・メディーナ投手と契約 パノーニは自由契約選手に

 キアタイガーズは12月11日、2023年シーズンの新外国人選手としてアドニス・メディーナ投手(25)と契約金3万6000ドル、年俸30万ドル、インセンティブ30万ドルの総額最大63万6000ドルで契約した。

 ドミニカ共和国出身の右腕アドニス・メディーナは2014年にMLBフィラデルフィアフィリースと契約、2020年にフィリースで初めてメジャーリーグに昇格した。2022年はニューヨークメッツで14試合に登板、1勝0敗1セーブ、防御率6.08の成績だった。またメッツ傘下のAAA級マイナーリーグで18試合に登板、1勝0敗1セーブ、防御率4.65の成績だった。メジャーリーグ3年間の通算成績は19試合に登板、1勝1敗1セーブ、防御率5.35。マイナーリーグ8年間の通算成績は135試合に登板、36勝33敗2セーブ、防御率4.71。

 なお、これに先立ち2022年シーズン終了時にキアと契約していた外国人選手トーマス・パノーニ投手(28)は自由契約選手となっていた。2022年シーズン途中の6月に契約した左腕パノーニは14試合に登板、3勝4敗、防御率2.72の成績だった。キアはソクラテスブリトー外野手(30)と再契約、新外国人選手ショーン・アンダーソン投手(28)と契約しており、2023年シーズン当初の外国人選手枠3名が確定した。

 

(文責 : ふるりん