DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  特別編:北京オリンピック野球 韓国代表戦 (8月13−16日)

 北京オリンピックも24日でフィナーレを迎えることとなり、野球も22日の準決勝2試合、23日の3位決定戦、決勝の4試合を残すのみとなりました。


 管理人は8月13日から16日まで、4試合連続で韓国代表の熱戦を見届けました。
 そのときの様子を、16日の日本戦を中心にお届けします。


 北京オリンピック野球会場の五棵松(ウークーソン)野球場は、天安門や王府井などの北京中心街から地下鉄1号線で20分ほどの五棵松駅すぐ近くにあり、交通アクセスは各競技会場の中ではかなりいい方です。
それはすぐ近くに、中国では大人気のバスケットボール会場の大型アリーナがあるためで、野球会場はそのおまけのような感じです。
 中国では野球の歴史が浅く、人気はおろか認知度も低い有様ですが、各試合ともに五輪の雰囲気を楽しもうとする多くの中国人民の姿がありました。
 人民の野球熱がこの五輪をきっかけに高まってほしくありますが、オリンピックのために作られたこの天然芝のすばらしいスタジアムは、現状では維持や運営が困難なため五輪終了後解体される予定だそうです。



(五棵松メイン野球場を1塁側後方から臨む。スタンドは仮設。)


(メイン球場の3塁側内野席から。14日の韓国−中国戦より。)

野球場は2面あり、メイン野球場は約12000席ありますが、グループリーグでのみ使用された第2球場は約3000席で外野席がありません。


(小ぢんまりとした第2球場1塁側入り口。)


(13日のアメリカ戦を前に整列する選手たち。第2球場。)


緒戦アメリカ戦で逆転サヨナラ勝ちし勢いに乗る韓国代表は、14日の中国戦こそ雨天によるサスペンデッドで決着をつけられなかったものの、15日のカナダ戦をリュ・ヒョンジン(ハンファ)の完封劇で勝利し、最高のムードで16日の宿敵・日本戦を迎えることができました。
結果と詳細については以前お知らせした通りなので、今回はそのときの写真を掲載します。


(会場入り口前で気合を入れる韓国応援団。)


(中央のサングラスをかけたお笑いタレントが、テレビ局の企画で応援しに来ていた。)




(韓国先制のチャンス!)


(日本戦の先発キム・グァンヒョン。)



(韓国勝利まであと1人!)


(韓国勝利!)


(勝利のハイタッチ。)


(勝利の歓喜をあげる韓国応援団。)


さて、22日の準決勝では、再び日韓が激突することとなりました。
これまであまたの名勝負を演じてきた両国ですが、今度はいったいどんなドラマが用意されているのでしょうか?

(文責 : ふるりん