SK−サムソン(大邱)は雨天中止。
ロッテ 9−3 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)チャン・ウォンジュン 9勝7敗 (敗)キム・ソヌ 3勝5敗
トゥサンは1回裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンから4番キム・ドンジュのタイムリーで2点を先制したが、ロッテは3回表トゥサンの先発キム・ソヌから1番チョ・ソンファンのタイムリー、2番キム・ジュチャンの犠牲フライ、4番イ・デホのタイムリーで3−2と逆転した。トゥサンは4回裏8番チェ・サンビョンのタイムリーで3−3の同点とするが、ロッテは5回表キム・ジュチャン、5番ガルシア(元オリックス)、7番チョン・ボミョンのタイムリーで3点を勝ち越し、キム・ソヌをノックアウトした。
ロッテは6回表トゥサンの2番手クム・ミンチョル、3番手の高卒新人パク・ミンソクから3番イ・イング、ガルシアのタイムリーで2点を勝ち越し、チャン・ウォンジュンも反撃を許さない。9回表トゥサンの5番手コ・チャンソンからエラーもあり1点を追加し、チャン・ウォンジュンが3失点で完投しロッテが3連勝し、同じ勝率5割で並んでいたが試合が雨天中止となったサムソンを抜いて、0.5ゲーム差をつけ単独4位に浮上した。チャン・ウォンジュンは自己最多の9勝目。14安打と爆発した打線では、チョ・ソンファン、ガルシアがそれぞれ3安打2打点と活躍。一方2位トゥサンは2005年7月以来3年ぶりの7連敗で、試合が雨天中止となった首位SKとのゲーム差が8.5に開いた。これまで接戦を落とし続けていたが、この試合は先発キム・ソヌが失点を重ねチャンスを物にできず完敗した。
ハンファ 2−6 ウリ (ソウル・木洞)
(勝)チャン・ウォンサム 9勝6敗 (敗)ヤン・フン 3勝7敗
(本塁打) ハンファ : キム・テワン 22号 ウリ : カン・ジョンホ 5号、イ・テックン 12号
ウリは1回裏ハンファの先発ヤン・フンの暴投で1点を先制し、2回裏9番ユ・ソンジョンのタイムリーで1点、4回裏7番カン・ジョンホの本塁打で1点、5回裏3番イ・テックンの本塁打で2点を追加し、ヤン・フンをノックアウトした。ウリは6回裏ハンファの2番手キム・ヒョンミンから代打カン・ビョンシクの犠牲フライで1点を追加すると、先発チャン・ウォンサムも6回まで無失点と好投を続けた。ハンファは7回表ウリの2番手ファン・ドゥソンから代打ハン・サンフンの内野ゴロの間に1点を返した。
さらにハンファは9回表ウリの4番手高津(元東京ヤクルト)から5番キム・テワンの本塁打で1点を返したが、反撃もここまでだった。7回途中まで無失点に抑えた、北京五輪代表の左腕チャン・ウォンサムがチーム最多の9勝目。3位ハンファはわずか4安打に抑えられ、4位に浮上したロッテのとのゲーム差が4となった。最近2軍から復帰したヤン・フンは最近7連敗で、この試合も5回持たずに降板した。
(9勝目をあげたチャン・ウォンサム)
LG 5−1 キア (光州)
(勝)シム・スチャン 3勝4敗 (敗)イ・デジン 5勝9敗
LGは3回表キアの先発イ・デジンの暴投や4番ペタジーニ(元読売)のタイムリーで3点を奪い、イ・デジンをノックアウトすると、代わったキアの2番手ディアス(元北海道日本ハム)から6番パク・キョンスの犠牲フライ、7番チョ・インソンのタイムリーでさらに2点を追加した。キアは5回裏LGの先発シム・スチャンから2番イ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで1点を返すが、6回途中から2番手ウ・ギュミンなどが登板し、継投策をとり相手に反撃を許さない。
キアも3番手イム・ジュンヒョクなどリリーフ陣が好投し4回以降追加点を許さなかったが、オ・サンミン、イ・ジェヨンなどの継投で反撃を許さなかった最下位LGが勝ち、4連敗から脱出した。打線では5番チェ・ドンスが3安打と活躍。一方敗れた6位キアは、4位ロッテとのゲーム差が2.5、試合が雨天中止となった5位サムソンとのゲーム差が2に広がり、上位進出への足がかりが作れていない。打線では6番イ・ヒョンゴンが3安打と活躍。