DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人投手フェリックス・ディアス(元北海道日本ハム)と契約

 キアは5日、5月に退団したウィルソン・バルデスに代わる新外国人選手としてフェリックス・ディアス投手(27)と、契約金3万ドル(約320万円)を含む総額16万5000ドル(約1750万円)で契約した。ディアスは3日に韓国へ到着し、4日入団テストを受け合格していた。  
 ドミニカ共和国出身のディアスは、2000年メジャーリーグジャイアンツと契約しプロ生活をスタートし、2004年ホワイトソックスメジャーリーグに初昇格し、18試合に登板、2勝5敗、防御率6.75の成績を残した。2006年には日本プロ野球北海道日本ハムでプレーし、8試合に登板、3勝5敗、防御率4.91の成績を残し、その年限りで退団した。
 2007年はメジャーリーグレッドソックスナショナルズ傘下のマイナーリーグでプレーしていた。今季はひじの炎症のためのリハビリでどの球団とも契約していなかったが、メディカルチェックなどを受け問題がないとされ契約に至った。マイナーリーグでの通算成績は8年間で144試合に登板、44勝44敗、防御率4.22。キアは開幕当初絶不調だった外国人投手リマが5月だけで3勝をあげ本領を発揮しつつあるが、元メジャーリーガーのソ・ジェウンは故障で2軍生活が続き、エースのユン・ソンミン以外頼れる先発投手が少ないため、正統派右腕のディアスに先発としての活躍が期待されている。
(文責 : ふるりん