ＳＫ ８−４ ハンファ （大田）
（勝）チェ・ビョンニョン ４勝 （敗）ユ・ウォンサン １勝２敗
（本塁打） ハンファ ： イ・ドヒョン １号 ＳＫ ： ナ・ジュファン １号
ＳＫは2回表ハンファの先発ユ・ウォンサンから7番パク・キョンワンのタイムリーで1点を先制し、3回表2番パク・チェサン、5番チェ・ジョンのタイムリーで2点、4回表8番ナ・ジュファンの本塁打、1番イ・ジニョンのタイムリーで2点を追加した。ハンファも5回裏ＳＫの先発チェ・ビョンニョンから9番シン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を返したが、ＳＫは6回表ハンファの2番手マ・ジョンギルから4番パク・チェホン、チェ・ジョンのタイムリーで2点、7回表ハンファの3番手キム・ヒョンミンからパク・チェサンのタイムリーで1点を追加した。
ハンファは9回裏ハンファの2番手カ・ドゥギョムから代打イ・ドヒョンの3ランで反撃したが、最後はユン・ギルヒョンが抑え首位ＳＫが7連勝で好調ハンファを退けた。これでＳＫは2000年の現代と並ぶ史上最速タイの25試合での20勝一番乗りを記録した。チェ・ビョンニョンは、ホームランを量産するハンファのダイナマイト打線相手に8回1失点と好投し今季4連勝。13安打と爆発した打線では、パク・チェサン、パク・チェホンが3安打2打点と活躍。敗れたハンファはサムソンに代わって4位に後退。
(7連勝で史上最速タイの20勝一番乗りを果たしたＳＫ。）
ＬＧ ０−８ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チャン・ウォンジュン ３勝２敗 （敗）ブラウン １勝３敗
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ ４号
ロッテは1回裏ＬＧの先発ブラウン(元阪神)から2番チェ・マンホ、4番イ・デホのタイムリーで2点を先制し、4回裏イ・デホの本塁打で1点を追加する。最近早い回でのノックアウトが続いていたロッテの先発チャン・ウォンジュンも好投し、相手に得点を与えない。ロッテは7回裏ＬＧの3番手パク・ソクチンから3番チョ・ソンファン、イ・デホのタイムリーで2点、8回裏ＬＧの4番手キム・グァンスの暴投、1番チョン・スグンのタイムリーで3点を追加した。
ロッテは8回表のピンチで守護神イム・ギョンワンを投入しここをしのぐと、最後はナ・スンヒョンが抑え、大勢の本拠地・釜山(プサン)のファンの声援に支えられ完封リレーで大勝し、首位ＳＫとのゲーム差5をキープした。チャン・ウォンジュンは8回途中を無失点と好投し今季3勝目。主砲イ・デホが3安打1本塁打3打点と活躍。ＬＧは投手陣の軸として期待されたブラウンがこの試合も打たれ、わずか6安打に抑えられてしまった。
(4回裏本塁打を放ったイ・デホ。)
ウリ ５−６ サムソン （大邱）
（勝）チョ・ヒョングン １勝 （セーブ）オ・スンファン １敗８Ｓ （敗）チョ・ヨンフン ３敗
サムソンは1回裏ウリの先発チャン・ウォンサムから3番クルーズのタイムリーで1点を先制したが、ウリは2回表サムソンの先発ペ・ヨンスから7番ファン・ジェギュンのタイムリーで同点とすると、4回表ファン・ジェギュンの2打席連続タイムリーで逆転し、ペ・ヨンスはこの回で降板した。ウリは5回表サムソンの2番手アン・ジマンから5番ソン・ジマンの3点タイムリーで5−1とリードした。
サムソンは6回裏6番ソン・ジファンのタイムリーで1点を返し、7回裏2番パク・チョンホのタイムリーで5−3の2点差としたところで、ウリは2番手チョ・ヨンフンに交代させた。だがサムソンは4番パク・ソンミンのタイムリーで1点差とすると、変わったウリの3番手イ・ヒョンスンから代打ヤン・ジュンヒョクのタイムリーで6−5と逆転した。その後クォン・ヒョク、守護神オ・スンファンの継投で1点差を守り、サムソンが逆転勝ちで3連勝し、ハンファに代わって3位に浮上した。
7回途中から3番手で登板したチョ・ヒョングンが幸運にも勝利投手となった。14安打を打った打線では、1番パク・ハニが3安打、パク・ソンミンが3安打1打点と活躍した。また今季は不振でスタメンから外れていた大打者ヤン・ジュンヒョクが、7回裏代打で登場し決勝タイムリーを打ち、復活が期待される。ウリも12安打を記録しファン・ジェギュンが4安打2打点と活躍したが、終盤の失点でまたもや逆転負けを喫した。
キア ２−６ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ソ・ジェウン １勝１敗 （敗）イ・スンハク ２勝３敗
（本塁打） キア ： イ・ヒョンゴン １号
キアは3回表トゥサンの先発イ・スンハクから2番キム・ウォンソプのタイムリーで1点を先制すると、4回表1番イ・ヨンギュのタイムリーで2点を追加しイ・スンハクをノックアウトした。5回表トゥサンの3番手イ・ヨンチャンから2007年の首位打者6番イ・ヒョンゴンの2ランでリードを広げると、韓国初勝利を目指す元メジャーリーガーのキアの先発ソ・ジェウンも好投を続けた。
キアは7回表トゥサンの5番手イ・ジェヨンから途中出場の5番イ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで1点を追加したが、トゥサンはその裏ソ・ジェウンから代打チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を返し、8回裏キアの3番手ユ・ドンフンからもう1点を返したが、反撃もここまででキアが3連敗から脱した。ソ・ジェウンは6回途中まで1失点に抑え、13安打と打線の援護もあり6試合目にして韓国初勝利をあげた。トゥサンは現在首位打者で打率4割を超えたキム・ヒョンスを除いて投打ともに精彩を欠き、3連敗で6位に停滞している。
