DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(6.23) 結果

首位SK、2位トゥサン相手に3連勝

 

トゥサン 2-3 SK  (仁川
(勝)パク・チョンフン 4勝4敗   (セーブ)ハ・ジェフン 5勝1敗17S  (敗)イ・ヨンチャン 3勝4敗

本塁打)SK : チェ・ジョン 18号、イ・ジェウォン 6号

 トゥサンは1回表にSKの先発パク・チョンフンから3番チェ・ジュファンの犠牲フライで1点を先制した。SKは1回裏にトゥサンの先発イ・ヨンチャンから3番チェ・ジョンの3試合連続本塁打で1-1の同点に追いついた。SKは4回裏に7番イ・ジェウォンの本塁打で2点を勝ち越し逆転した。SKの2番手チョン・ヨンイルは6回表、3番手ソ・ジニョンは7回表をそれぞれ無失点に抑えた。

 トゥサンの2番手ハム・トクチュは7回裏、SKの4番手キム・テフンは8回表をそれぞれ無失点に抑えた。3番手キム・スンフェと4番手イ・ヒョンボムが8回裏に追加点を許さず、トゥサンは9回表にSKの5番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)から5番オ・ジェイルのタイムリーで1点を返した。だが反撃もここまでで首位トゥサンが勝利し3連勝となった。5回を1失点に抑えたパク・チョンフンは4勝目。先発イ・ヨンチャンが6回を3失点に抑えるも打線が不調だった2位トゥサンは3連敗。

 

 

キア 7-0 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 8勝7敗  (敗)チャ・ウチャン 6勝4敗

 キアは6回表にLGの先発チャ・ウチャンから8番ハン・スンテクの犠牲フライ、9番ユ・ジェシンと1番キム・ジュチャンのタイムリーで4点を先制しチャ・ウチャンをノックアウトすると、代わった2番手ムン・グァンウンから2番パク・チャンホのタイムリーで1点を追加しこの回計5点を奪った。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは無失点を続け、7回表にLGの2番手ムン・グァンウンからチャンスを作ると、代わった3番手ヨ・ゴヌクから6番キム・ソンビンのタイムリーで1点を追加した。

 キアは8回表にLGの4番手イム・ジソプから3番タッカーのタイムリーで1点を追加し、2番手イム・ギジュンは8回裏を無失点に抑えた。LGの5番手イム・チャンギュは9回に追加点を与えなかった。3番手の大卒新人ヤン・スンチョルは相手の反撃を断ち、7位キアが完封リレーで勝利した。7回を無失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは8勝目。キア打線ではパク・チャンホが5安打1打点、タッカーが3安打1打点と活躍。3位LGでは先発チャ・ウチャンが6回途中5失点で降板し打線も沈黙した。

 

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5安打と活躍したキアのパク・チャンホhttp://www.sportsseoul.com/news/read/780063 より)。

  
キウム 1-2 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)パク・シヨン 1勝1敗  (セーブ)パク・チンヒョン 1勝2S  (敗)ユン・ヨンサム 3勝3敗1S

本塁打)キウム : サンズ 14号

 キウムの先発シン・ジェヨンは4回裏まで無失点に抑え、2番手イ・ボグンは5回裏を無失点に抑えた。ロッテの先発ラリーは6回表まで無失点に抑え、キウムの3番手キム・ジョンインは6回裏を無失点に抑えた。2番手パク・シヨンは7回表を無失点に抑え、ロッテは7回裏にキウムの4番手ユン・ヨンサムから5番の新外国人ウィルソンのタイムリーで1点を先制した。

 ロッテの3番手ソン・スンナクは8回表から登板した。ロッテは8回裏にキウムの5番手キム・サンスから1番ソン・アソプのタイムリーで1点を追加した。ロッテの4番手コ・ヒョジュンは無失点に抑えた。キウムは9回表にロッテの5番手パク・チンヒョンから4番サンズの本塁打で1点を返したが、反撃もここまでで最下位ロッテが勝利した。4位キウムは打線がつながらなかった。

 

 

NC 2-4 KT  (水原
(勝)キム・ミンス 2勝2敗2S  (セーブ)イ・デウン 2勝2敗1S  (敗)チャン・ヒョンシク 5勝2敗

本塁打)KT : ユ・ハンジュン 6号

 NCは1回表にKTの先発キム・ミンスから4番ヤン・ウィジのタイムリーで1点、2回表に8番チ・ソックンの犠牲フライで1点を追加した。KTは2回裏にNCの先発チェ・ソンヨンから4番ユ・ハンジュンの本塁打で1点を返した。KTは5回裏にNCの2番手チャン・ヒョンシクから相手の暴投、ユ・ハンジュンのタイムリーで3-2と逆転し、代わった3番手チョン・スミンから8番チャン・ソンウのタイムリーで1点を追加した。

 KTの2番手チョン・ソンゴンは7回表から登板し、3番手チュ・グォンは8回表途中まで無失点に抑えた。NCの3番手カン・ユング、5番手キム・ゴンテは追加点を与えなかった。4番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は相手の反撃を断ち、8位KTが勝利した。6回を2失点に抑えたキム・ミンスはプロ5年目にして先発初勝利。イ・デウンは韓国初セーブ。5位NCでは先発チェ・ソンヨンが3回途中1失点で降板し、ほかのリリーフ陣に影響を及ぼした。NC打線では7番クォン・ヒィドンが3安打と活躍。

 

 

サムソン 10-5 ハンファ  (大田

(勝)ヘイリー 5勝5敗  (敗)ムン・ドンウク 1勝1敗

本塁打)サムソン : ラフ 12号

  サムソンは1回表にハンファの先発ムン・ドンウクから4番ラフのタイムリーで2点を先制した。ハンファは1回裏にサムソンの先発ヘイリーから4番イ・ソンヨル、5番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで2-2の同点に追いついた。サムソンは2回表に1番キム・サンス、2番ク・ジャウク、3番キム・ホンゴンのタイムリーで4点を勝ち越しムン・ドンウクをノックアウトし、代わったハンファの2番手キム・ジョンスから5番イ・ウォンソクのタイムリーで1点を追加した。ハンファは3回裏にキム・テギュンと7番チェ・チェフンのタイムリーで3点を返した。

 サムソンは4回表にハンファの3番手イ・テヤンからイ・ウォンソクのタイムリーで2点を、6回表にハンファの4番手パク・サンウォンからラフの本塁打で1点追加した。サムソンの2番手チャン・ピルジュンは7回裏途中まで無失点に抑えた。ハンファの4番手イム・ジュンソプは8回表まで追加点を与えなかった。サムソンの3番手イム・ヒョンジュンは8回裏途中まで無失点に抑えた。ハンファの5番手の大卒新人パク・ユンチョルは9回表に追加点を与えなかった。4番手ウ・ギュミンは相手の反撃を断ち6位サムソンが勝利した。5回まで5失点もヘイリーは4勝目。サムソン打線ではラフが3安打1本塁打3打点と活躍。9位ハンファではプロ初先発だったムン・ドンウクが2回途中7失点で降板した。ハンファ打線ではイ・ソンヨルが3安打1打点と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(6月23日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK     77  51  25  1  .671

2.トゥサン   78  48  30  0  .615

3.LG     76  43  32  1  .573

4.キウム    79  45  34  0  .570

5.NC     76  37  39  0  .487

6.サムソン   76  33  43  0  .434

7.キア     76  32  43  1  .427

8.KT        78  33  45     0    .423

9.ハンファ   76  31  45  0     .408

10.ロッテ    76  29  46  1  .387

 

(文責 : ふるりん