ロッテ−ＳＫ(仁川・文鶴)は雨天中止。
トゥサン ７−６ サムソン （大邱）
（勝）キム・ミョンジェ ２勝１敗 （敗）チョン・ビョンホ １勝３敗
（本塁打） トゥサン ： キム・ドンジュ ３号、ホン・ソンフン １号 サムソン ： チェ・ヒョンウ ２号
トゥサンは1回表サムソンの先発チョン・ビョンホから3番コ・ヨンミンのタイムリーで1点を先制し、2回表9番イ・デスのタイムリーで2点、3回表4番キム・ドンジュ、5番ホン・ソンフンの連続本塁打で2点を追加した。捕手ではなく指名打者として復活を遂げているホン・ソンフンは、今季初本塁打が通算100号本塁打(史上49人目)と節目の一発となった。さらにトゥサンは3回表、代わったサムソンの2番手チョン・ヒョヌクから8番チェ・サンビョンのタイムリーで6−0とリードを広げた。
トゥサンは4回表2番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を追加し、先発キム・ミョンジェは5回まで無失点に抑えていたが、サムソンは6回裏2番チェ・ヒョンウの本塁打、6番シン・ミョンチョルのタイムリーで3点を返した。その後2番手イ・ジェウが相手打線を抑えていたが、サムソンは9回裏トゥサンの3番手イム・テフンから1番パク・ハニ、チェ・ヒョンウのタイムリーで3点を返し、1点差に迫ったが一発が出れば逆転サヨナラ勝ちの場面で、3番ヤン・ジュンヒョクが外野フライに倒れ試合終了となった。
トゥサンは序盤のリードを何とか守りきり、ハンファに敗れたＬＧを抜いて6位浮上。この試合に出た主砲キム・ドンジュ、ホン・ソンフンの本塁打は、チーム本塁打数最下位(22日現在7本)のトゥサンにとって、実に7試合ぶりの本塁打となった。サムソンは終盤の反撃も実らず、15日からのＳＫ3連戦に3連敗後チームは下降線をたどり、3連敗で勝率5割となってしまった。
(3回表通算100号本塁打を達成したホン・ソンフン。)
ハンファ ４−３ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チョン・ミンチョル ２勝２敗 （セーブ）トーマス １勝１敗３Ｓ （敗）チェ・ウォンホ ３敗
22日のソウルは雨模様だったが試合は強行され、ハンファは1回表ＬＧのチェ・ウォンホから4番キム・テギュンのタイムリーで1点を先制した。試合は1回裏ＬＧの攻撃が終了後雨により30分間中断され、ハンファは3回表9番キム・ミンジェ、1番イ・ヨンウのタイムリーで2点を追加しチェ・ウォンホをノックアウトした。ハンファは6回表ＬＧの3番手キム・ミンギからイ・ヨンウの犠牲フライで1点を追加したが、ＬＧはその裏ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)から4番チェ・ドンスのタイムリーで1点を返した。
ＬＧは7回裏ハンファの2番手ユン・ギュジンから2番パク・キョンスのタイムリーで1点を返し、9回裏ハンファの新外国人トーマス(元北海道日本ハム)から途中出場の4番パク・ヨングンのタイムリーで1点差に迫ったが、反撃もここまででハンファが逃げ切った。ハンファは今季初対戦となったＬＧ相手に、2007年7月からの直接対決の連勝を8に伸ばし、キアに敗れたウリを抜いて4位に浮上した。チョン・ミンチョルは7回途中までを1失点に抑え、ＬＧ戦4連勝を記録。35歳のベテランの先発チェ・ウォンホが4回途中3失点で3連敗とピリッとしなかったＬＧは7位に後退。
ウリ ３−４ キア （光州）
（勝）ソン・ヨンミン ２勝 （セーブ）ハン・ギジュ １敗５Ｓ （敗）ノ・ファンス １勝１敗
（本塁打） ウリ ： イ・テックン ４号 キア ： チェ・ヒィソプ ４号
ウリは3回表キアの先発ユン・ソンミンから1番イ・テックンの本塁打で1点を先制した。キアは4回裏ウリの先発イ・ヒョンスンから4番チェ・ヒィソプの2ランで逆転したが、ウリは6回表ユン・ソンミンから4番ブランボー(元オリックス)のタイムリーで同点とすると、7回表イ・テックンのタイムリーで3−2と逆転した。
キアは8回裏ウリの2番手ソン・シニョンから同点のチャンスを作ると、代わったウリの3番手ノ・ファンスから途中出場の6番キム・ウォンソプのタイムリーで同点とした。さらに代わった4番手チョン・ジュンホは7番イ・ジョンボム(元中日)を内野ゴロに打ち取るが、ショートのファン・ジェギュンが悪送球しキアが逆転した。最下位に低迷するキアはソン・ヨンミン、守護神ハン・ギジュの継投で1点のリードを守り、逆転勝ちし勝率3割に復帰した。リリーフに不安のあるウリはまたもや接戦を落としてしまい、ハンファに抜かれ5位に後退。
