サムソン 3−9 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・グァンヒョン 10勝3敗 (敗)チョン・ヒョヌク 4勝3敗
(本塁打) サムソン : パク・ソンミン 9号、チェ・テイン 2号 SK : チェ・ジョン 5号
SKは4回裏サムソンの先発ペ・ヨンスから5番チェ・ジョンの2ランで先制したが、サムソンは5回表SKの先発キム・グァンヒョンから4番パク・ソンミン、7番チェ・テインの本塁打で3−2と逆転した。SKは6回裏サムソンの3番手チョン・ヒョヌクから8番ナ・ジュファンの2点タイムリーで4−3と逆転すると、代わったサムソンの4番手ユン・ソンファンから1番イ・ジニョン、途中出場の3番の大卒新人モ・チャンミンのタイムリーや相手のエラーで4点を追加した。
SKは8回裏サムソンの6番手チョン・ビョンホからナ・ジュファンのタイムリーで1点を先制し、チョン・ウラム、チョ・ヨンミン、カ・ドゥギョムの継投で相手の反撃を断ち、サムソンに3連勝を決めた。打線の援護もあり7回途中で降板したキム・グァンヒョンは、最近4連勝と好調で10勝一番乗りを決め、ようやく7月に20歳となるが真のエースへと成長した。ペ・ヨンスは好投したがリリーフ陣が打たれた5位サムソンは5連敗で、パク・ソンミン、チェ・テイン、チェ・ヒョンウなど若手野手の奮闘だけが目立っている。
(10勝一番乗りを決めたキム・グァンヒョン。)
トゥサン 6−4 キア (光州)
(勝)イ・ジェウ 6勝1S (セーブ)チョン・ジェフン 2勝1敗14S (敗)イ・ボムソク 4勝4敗
(本塁打) トゥサン : チェ・サンビョン 4号
トゥサンは1回表キアの先発イ・ボムソクから4番キム・ドンジュのタイムリーで1点を先制し、2回表1番イ・ジョンウクのタイムリー、4回表8番チェ・サンビョンの本塁打で1点ずつを追加した。キアはその裏トゥサンの先発イ・ウォンジェから6番チェ・ジョンボム、7番の高卒新人キム・ソンビン、8番チャ・イルモクのタイムリーで3−3の同点に追いつく。トゥサンは6回表代打の切り札ユ・ジェウンのタイムリーで2点を勝ち越しイ・ボムソクをノックアウトすると、3番手イ・ジェウが好投し主導権を握った。
キアは8回裏1点を返すが、2位トゥサンは9回表キアの3番手ソン・ヨンミンの悪送球で1点を追加すると、最後は守護神チョン・ジェフンが抑えキア相手に3連勝し、最近4連勝と上昇気流に乗った。この試合も中継ぎのロングリリーフとして登板したイ・ジェウがチーム最多タイの6勝目。一方6位キアは3連敗で、4位以上の座がやや遠のいた。
ロッテ 10−0 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チョ・ジョンフン 1勝 (敗)チョン・チャンホン 3勝8敗
(本塁打) ロッテ : ガルシア 16号、イ・デホ 11号
ロッテは1回表LGの先発の高卒新人チョン・チャンホンから6番ガルシア(元オリックス)の久しぶりの本塁打となる満塁アーチで先制すると、2回表9番イ・スンファのタイムリー、2番キム・ジュチャン、4番イ・デホの犠牲フライで3点を追加した。ロッテの先発チョ・ジョンフンは好投を続け、LGに反撃の糸口を与えない。ロッテは8回表LGの6番手ウ・ギュミンからイ・デホの3ランでダメを押した。
結局チョ・ジョンフンは4安打でLGを完封し、3位ロッテはLG相手に3連勝で2位トゥサンとのゲーム差1.5を守り、4位ハンファとのゲーム差も2に広げた。プロ4年目のチョ・ジョンフンは、2005年の新人の年以来3年2ヶ月ぶりの勝利をプロ初完封で飾った。16安打と爆発した打線では、3番チョ・ソンファンが4安打、イ・デホが3安打1本塁打4打点、7番ソン・グァンミンが3安打と活躍。一方最下位LGはこれで7連敗とまったく元気がない。
ハンファ 0−7 ウリ (ソウル・木洞)
(勝)マ・イリョン 6勝4敗 (敗)リュ・ヒョンジン 6勝5敗
(本塁打) ウリ : ソン・ジマン 9号
ウリは1回裏ハンファの先発リュ・ヒョンジンから2番チョン・ソンフン、4番ブランボー(元オリックス)のタイムリーなどで3点を先制し、3回裏7番クォン・ドヨンの内野ゴロの間に1点を追加した。さらに4回裏1番ソン・ジマンの2試合連続本塁打で1点を追加すると、リュ・ヒョンジンが降板しウリはこの回代わったハンファの2番手マ・ジョンギルからブランボーの犠牲フライで6−0とリードを広げた。ウリの先発マ・イリョンは好投を続け、5回裏9番チョン・スソンの犠牲フライでもう1点を追加した。
マ・イリョンは7回途中まで無失点に抑え、2番手チョ・ヨンフンが相手に反撃を許さず、ウリが1安打の完封リレーでハンファに連勝し、最下位LGとのゲーム差を4に広げた。左腕マ・イリョンはチーム最多の6勝目。13安打と爆発した打線では、チョン・ソンフンが3安打1打点、3番イ・テックンが3安打1打点と活躍。4位ハンファはエースのリュ・ヒョンジンが4回途中5失点で降板と不振で、3位ロッテとのゲーム差が2と開いた。