DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ソン・ジファン、ユ・ヨンモクが1対1トレード

 サムソンとキアは17日、ソン・ジファン内野手(29)とユ・ヨンモク内野手(21)の1対1トレードを発表した。   
 ソン・ジファンは内野ならどこでも守れ、外野での出場経験もあるユーティリティープレイヤーで、パンチ力ある打撃も魅力である。1997年高校卒業後LGに入団し、1年目から内野の控え選手として活躍したがレギュラー定着とは行かなかった。2004年キアへ移籍し、2年連続2ケタ本塁打を記録するなど活躍した。2007年はキアで102試合に出場、打率.217、6本塁打、33打点、1盗塁と満足のいく成績は残せなかった。プロ通算成績は11年間で832試合に出場、打率.245、463安打、44本塁打、203打点、15盗塁。セカンドのシン・ミョンチョル、ショートのパク・チンマン以外に不動のレギュラーがいなかったサムソン内野陣では、レギュラー獲得のチャンスもあり大きな戦力になる。
 ユ・ヨンモクは高校卒業後2005年サムソンに入団し、プロ3年目の2007年に1軍で初出場し、5試合で1安打のみの成績だった。だが2軍ではレギュラーとして活躍し打率3割を記録するなど、将来性豊かな若手として期待されている。あまり有望な若い野手のいないキアでは、十分に1軍定着できるチャンスがある。
(文責:ふるりん)