サムソンとキアは17日、ソン・ジファン内野手(29)とユ・ヨンモク内野手(21)の1対1トレードを発表した。
ソン・ジファンは内野ならどこでも守れ、外野での出場経験もあるユーティリティープレイヤーで、パンチ力ある打撃も魅力である。1997年高校卒業後LGに入団し、1年目から内野の控え選手として活躍したがレギュラー定着とは行かなかった。2004年キアへ移籍し、2年連続2ケタ本塁打を記録するなど活躍した。2007年はキアで102試合に出場、打率.217、6本塁打、33打点、1盗塁と満足のいく成績は残せなかった。プロ通算成績は11年間で832試合に出場、打率.245、463安打、44本塁打、203打点、15盗塁。セカンドのシン・ミョンチョル、ショートのパク・チンマン以外に不動のレギュラーがいなかったサムソン内野陣では、レギュラー獲得のチャンスもあり大きな戦力になる。
ユ・ヨンモクは高校卒業後2005年サムソンに入団し、プロ3年目の2007年に1軍で初出場し、5試合で1安打のみの成績だった。だが2軍ではレギュラーとして活躍し打率3割を記録するなど、将来性豊かな若手として期待されている。あまり有望な若い野手のいないキアでは、十分に1軍定着できるチャンスがある。
(文責:ふるりん)