DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  リュ・ヒョンジン、プロ3年目最高額となる年俸1億8000万ウォン

 ハンファは28日、主力選手数名と契約更改を行った。今季もエースとして活躍した左腕リュ・ヒョンジン(20)は、8000万ウォン(約970万円)増の年俸1億8000万ウォン(約2170万円)となった。プロ3年目での年俸1億8000万ウォンは、オ・スンファン(サムソン)の今季の年俸1億3000万ウォン(約1570万円)を上回る史上最高額。MVP、新人王、最多勝などのタイトルを総なめした2006年に続いて、今季は30試合に登板、17勝7敗、防御率2.94とチームのエースとして活躍し、2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得した。高卒新人で2年連続15勝以上を達成したのは史上初で、プロ通算2年間で35勝を記録した。来季も15勝以上の活躍が期待される。
 なお、史上最多の個人通算勝利記録(203勝)、史上最年長登板記録を更新中の左腕ソン・ジヌ(41)は、6000万ウォン(約720万円)減の年俸2億4000万ウォン(約2900万円)となった。41歳となった今季は故障で開幕に間に合わず、中継ぎとしての登板が多く不本意なシーズンとなった。今季の成績は42試合に登板、2勝2敗1S、10ホールド、防御率4.54。なお、右のエースとして期待されたが腰の故障で戦線離脱したムン・ドンファン(35)は、4000万ウォン(約480万円)減の年俸1億9000万ウォン(約2300万円)となった。今季は21試合に登板、5勝3敗、防御率3.11。
 外野のレギュラーとして活躍したコ・ドンジン(27)は、2000万ウォン(約240万円)増の年俸1億ウォン(約1210万円)となり、プロ5年目にして初の1億ウォンの大台に乗った。今季は自己最高の124試合に出場、打率.249、1本塁打、37打点、10盗塁の成績だった。