DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チョ・ソンミン(元読売)など8名を放出

 ハンファは22日、チョ・ソンミン(元読売)、キム・ヘニム、ペク・チェホ、キム・インチョルなどを放出した。チョ・ソンミン(34)は大学卒業後1996年から2002年まで日本プロ野球・読売に在籍し一時期は1軍で活躍したが、ひじの故障に泣かされ続けた。2005年解説者時代にキム・インシク監督に誘われ2年ほどのブランクがあったがハンファに入団、先発や中継ぎとして登板するなど現役に復帰した。だが読売時代の球威は取り戻せず、今季は12試合に登板、1勝2敗、防御率4.19の成績にとどまった。韓国3年間での成績は35試合に登板、3勝4敗、防御率5.35。
 キム・ヘニム(32)は1997年ハンファに入団し、2005年には先発や中継ぎで活躍して自己最多の6勝をあげた右腕だが、今季は故障と若手の台頭もあり出番が激減し13試合の登板にとどまっていた。プロ通算成績は247試合に登板、21勝23敗2S、防御率4.84。
 ペク・チェホ(33)は1997年ハンファに入団しすぐショートのレギュラーの座をつかみ活躍した。2001年ごろから控えに回るようになり、貴重な内野のマルチプレーヤーとして重宝された。だが今季は80試合と出番が減ってしまった。通算成績は1007試合に出場、打率.245、631安打、68本塁打、306打点、19盗塁。
 キム・インチョル(36)は1990年サムソンに投手として入団し、通算15勝をあげているが2000年に打者転向、02年にキア、05年にハンファへ移籍し苦労を重ねてきた。2005年には自己最多の103試合に出場し、外野の控えとして重宝された。今季は77試合に出場で打率.204と、力に衰えが見られた。打者としての通算成績は381試合に出場、打率.238、162安打、18本塁打、78打点、20盗塁。