DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 ユ・チャンシクなど3対4の大型トレード

 キアとハンファは6日、3対4のトレードを発表した。キアからはイム・ジュンソプ投手(25)、パク・ソンホ投手(28)、イ・ジョンファン外野手(28)の3名、ハンファからはユ・チャンシク投手(22)、キム・グァンス投手(34)、ノ・スグァン外野手(24)、オ・ジュンヒョク外野手(23)の4名と、5月2日に発表されたロッテとKTの5対4のトレードに次ぐ大型トレードが成立した。

 左腕イム・ジュンソプは大学卒業後2013年キアへ入団し、主に先発として起用され2013年4勝、2014年5勝を記録した。2015年シーズンはこれまでリリーフとして起用されてきた。プロ通算3年間の成績は81試合に登板、10勝19敗、防御率5.66。イ・ジョンファンは大学卒業後2009年キアへ入団し、2010年一軍初出場を果たした。2013年42試合、2014年92試合に出場と、外野の控えとして起用されてきた。2015年シーズンは5日まで13試合に出場して来た。プロ6年間の通算成績は201試合に出場、打率.258、6本塁打、51打点、1盗塁。パク・ソンホは大学卒業後2009年ハンファへ入団し、2010年6月キアへトレードされた。2011年シーズン終了後軍へ入隊し、2014年よりキアへ復帰した。今回のトレードで5年ぶりに古巣へ復帰したことになる。プロ7年間の通算成績は71試合に登板、0勝2敗、防御率6.84。
 左腕ユ・チャンシクは高校卒業後2011年ハンファへ入団し、7億ウォンという高額の契約金もあり将来が期待されてきた。先発として起用され2012年6勝を記録したが、これまで故障もあり期待されたほどの活躍はできなかった。特に2015年シーズンは8試合に登板して0勝2敗といいところがなかった。プロ5年間の通算成績は107試合に登板、16勝27敗4ホールド、防御率5.50。故郷の光州を本拠地とするキアへ移籍し、奮起が期待される。
 キム・グァンスは高校卒業後2000年LGへ入団し、リリーフとして起用され2010年には自己最多の68試合に登板した。2011年7月、シーズン途中のトレードでハンファへ移籍し、2013年56試合に登板した。だが2014年以降は出場機会が減っていた。プロ16年間の通算成績は264試合に登板、17勝27敗16セーブ17ホールド、防御率5.99。ノ・スグァンは大学卒業後2013年ハンファへ入団し、2014年一軍に1試合だけ出場した。オ・ジュンヒョクは高校卒業後2011年ハンファへ入団し、2012年一軍で10試合に出場した。その後兵役を終え、2015年シーズンよりハンファに復帰していた。