SK 9−0 キア (光州)
(勝)レイボーン 13勝5敗 (敗)ムン・ヒョンジョン 1勝1敗
(本塁打) SK : イ・ジニョン 7号、イ・ホジュン 8号、パク・チェサン 9号
首位SKは1回表キアの先発ムン・ヒョンジョンから3番イ・ジェウォンのタイムリー、5番イ・ジニョンの満塁本塁打で5点を先制し、2回表4番イ・ホジュンの本塁打で2点、3回表8番チョン・サンホのタイムリーで1点を追加し、序盤で8-0と大量リードを奪った。6回表にはキアの3番手の高卒新人ヤン・ヒョンジョンから途中出場の9番パク・チェサンの本塁打で1点を追加した。SKの先発レイボーンは6回を無失点に抑えた。
SKは7回以降キム・ウォンヒョン、カ・ドゥギョム、チョ・ウンチョンの継投で相手に反撃を許さず完封勝ちした。レイボーンは7月20日のロッテ戦以来4試合ぶりの勝利となるチーム最多の今季13勝目。最下位キアはわずか5安打に抑えられこれで6連敗となり、ここ3試合でわずか1得点とチームから全く覇気が感じられない。
[チーム最多の今季13勝目をあげたレイボーン(元広島)。]
トゥサン 9−1 ハンファ (大田)
(勝)キム・ミョンジェ 2勝7敗 (敗)チェ・ヨンピル 3勝4敗2S
(本塁打) トゥサン : ホン・ソンフン 1号
トゥサンは1回表ハンファの先発チェ・ヨンピルから5番チェ・ジュンソクのタイムリー、6番ホン・ソンフンの3ラン、8番チェ・サンビョンのタイムリーで5点を先制した。先日1軍復帰したばかりのホン・ソンフンにとっては、2006年9月以来約11カ月ぶりの本塁打だった。トゥサンは4回表3番コ・ヨンミン、チェ・ジュンソクのタイムリーで4点を追加した。トゥサンの先発キム・ミョンジェは7回途中まで無失点に抑えた。
ハンファは8回裏トゥサンの2番手キム・スンフェから3番クルーズのタイムリーで1点を返すが、最後はチョン・ジェフン(背番号40)が抑えトゥサンが快勝し、3連勝で首位SKを追撃している。今季先発として期待されながらそれに応えられていなかったキム・ミョンジェは、ようやっと2勝目。チェ・ジュンソクが2安打3打点と活躍。わずか5安打に抑えられたハンファは連勝が3で止まり、ゲーム差なしで並んでいたサムソンがLGに勝ったため4位に後退。
サムソン 14−2 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チョン・ビョンホ 8勝6敗 (敗)ポン・ジュングン 5勝6敗
(本塁打) サムソン : シム・ジョンス 25号
サムソンは1回表、LGの先発ポン・ジュングンから4番シム・ジョンスの本塁打王争いトップの25号3ランで先制した。これでシム・ジョンスは史上3人目の通算1000打点を達成し、32歳3か月での達成はチャン・ジョンフン(元ハンファ)の32歳11か月を抜いて史上最年少記録となった。LGは2回裏サムソンの先発チョン・ビョンホから8番チョ・インソンのタイムリーで1点を返すが、サムソンは3回表相手のエラーや6番キム・ハンスのタイムリーでポン・ジュングンをノックアウトし、この回代わった2番手キム・ミンギからも8番チン・ガビョンのタイムリーで合計3点を奪った。
サムソンは4回表3番ヤン・ジュンヒョクのタイムリー、5番パク・チンマンの犠牲フライで2点、6回表LGの3番手パク・ソクチンからシム・ジョンスの犠牲フライとパク・チンマンのタイムリーで2点を追加した。LGは7回裏サムソンの2番手イム・チャンヨンから6番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を返すが、サムソンは8回表LGの4番手キム・グァンサムから7番チェ・テインの走者一掃のタイムリー2塁打で3点、9回表途中出場の3番カン・ボンギュのタイムリーで1点を追加した。最後はチョ・ヒョングンが抑え、サムソンが17安打14得点と打線の爆発で快勝し、ゲーム差なしで並んでいたハンファがトゥサンに敗れたため3位に浮上した。
シム・ジョンスが2安打4打点と活躍しただけでなく、3安打の1番パク・ハニはプロ入り以来7年連続の100安打以上を達成、3安打のチン・ガビョンは史上50人目の通算1000本安打を達成し、サムソンの野手にとっては記録づくしとなった。ポン・ジュングンが3回持たず6失点と先発の役割を果たさなかった5位LGはこれで3連敗。
[25号3ランで通算1000打点を達成したシム・ジョンス。]
現代 2−4 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ペ・ジャンホ 3勝 (セーブ)カブレラ 2勝3敗20S (敗)キム・スギョン 10勝6敗
現代は2回表ロッテの先発チェ・ヒャンナムから7番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を先制し、ロッテは2回裏現代の先発キム・スギョンから6番キム・ジュチャン、7番チョン・ボミョンのタイムリーで2-1と逆転した。現代は7回表ロッテの3番手イム・ギョンワンから代打ユ・ハンジュンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ロッテは8回裏5番カン・ミンホのタイムリーで1点を勝ち越しキム・スギョンをノックアウトすると、この回代わった3番手ノ・ファンスから途中出場の8番パク・ナムソプのタイムリーで1点を追加した。
最後は守護神カブレラが抑え、6位ロッテが逆転勝ちし4連勝とし5位LGとのゲーム差を1.5に縮め、4位進出に希望を残した。7回表のピンチで勝ち越し点を許さず、8回まで無失点に抑えた4番手の20歳の若手ペ・ジャンホが今季3勝目。10勝をあげているエースのキム・スギョンでも勝てなかった7位現代はこれで7連敗となり、上位進出はかなり厳しくなってきた。