ＳＫ １３−１ 現代 （水原）
（勝）チェ・ビョンニョン ５勝４敗 （敗）チャン・ウォンサム ３勝７敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・キョンワン ７号、チェ・ジョン １１号
8連勝中の首位ＳＫは1回表、現代の先発チャン・ウォンサムから2番チョ・ドンファのタイムリーで1点を先制し、2回表6番パク・キョンワンの本塁打で1点、3回表3番パク・チェホン、4番イ・ホジュン、パク・キョンワン、7番チェ・ジョンのタイムリーで4点を追加した。さらに6回表ＳＫの2番手オ・ソンミンからイ・ホジュン、5番チョン・ギョンベ、チェ・ジョンのタイムリーで4点を追加し、試合を決めた。
ＳＫの先発チェ・ビョンニョンは7回を無失点に抑え、現代は8回裏ＳＫの2番手イ・ハンジンからやっと1点を返す。ＳＫは9回表現代の3番手キム・ヨンミンから途中出場のチョン・サンホのタイムリー、チェ・ジョンの2ランで3点を奪いダメを押した。最後は3番手カ・ドゥギョムが抑え、ＳＫが先発全員安打で今季チーム最多の19安打13得点で大勝し、連勝を9に伸ばした。さらに2位に浮上したハンファとのゲーム差は4.5と、首位独走態勢を固めた。
1番チョン・グヌが3安打、チェ・ジョンが3安打1本塁打5打点と活躍した。現代では3番イ・テックンが3安打と孤軍奮闘した。2006年新人ながら12勝をあげて活躍したチャン・ウォンサムは、今季序盤は良かったが徐々に調子を落とし、最近4連敗と元気がない。
ハンファ ７−５ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ヤン・フン ４勝３敗２Ｓ （セーブ）ク・デソン １勝３敗９Ｓ （敗）イム・テフン ４勝２敗１Ｓ
（本塁打） ハンファ ： イ・ボムホ １３号 トゥサン ： チェ・ジュンソク ９号
トゥサンは1回裏、ハンファの先発チョ・ソンミン(元読売)から4番キム・ドンジュ、5番チェ・ジュンソクのタイムリーで2点を先制した。ハンファは4回表、トゥサンの先発キム・スンフェから9番キム・ミンジェ、1番チョ・ウォヌのタイムリーで3−2と逆転した。トゥサンも3回裏ハンファの2番手マ・ジョンギルから2番ミン・ビョンホンの犠牲フライで3−3の同点に追いつき、5回裏チェ・ジュンソクの2ランで逆転した。
ハンファは6回表トゥサンの2番手の高卒新人イム・テフンからキム・ミンジェの2打席連続タイムリーで1点を返すと、7回表イム・テフンから5番イ・ボムホの2ランで6−5と逆転し、8回表トゥサンの3番手ノ・ギョンウンからチョ・ウォヌのタイムリーで1点を追加した。トゥサンも終盤同点のチャンスを作るが、ヤン・フン、アン・ヨンミョン、守護神ク・デソン(元オリックス)の継投でハンファが逆転勝ちし、トゥサンと同じ首位ＳＫと4.5ゲーム差だが勝率の差で2位に浮上した。
両チーム合わせて26安打で試合時間は4時間を超え、ハンファではチョ・ウォヌが3安打、トゥサンでは1番イ・ジョンウクが3安打、チェ・ジュンソクが3安打1本塁打2打点と活躍した。敗れたトゥサンはイム・テフンを軸とする得意の継投が決まらず、首位ＳＫ追撃に向けて痛い一敗を喫した。
[逆転決勝2ランを打ったイ・ボムホ。]
サムソン １０−１ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チョン・ビョンホ ５勝３敗 （敗）ヨム・ジョンソク ４勝７敗
（本塁打） サムソン ： シム・ジョンス １３号、パク・チンマン ４号
サムソンは1回表ロッテの先発ヨム・ジョンソクから4番シム・ジョンスの内野ゴロの間に1点を先制すると、2回表8番チン・ガビョン、2番キム・ジェゴルのタイムリーでヨム・ジョンソクをノックアウトすると、さらにこの回代わった2番手ペ・ジャンホから5番パク・チンマンへの押し出しの四球で5−0とリードした。ロッテは2回裏サムソンの先発チョン・ビョンホから6番カン・ミンホのタイムリーで1点を返した。
サムソンは4回表シム・ジョンスの3ランでリードを広げると、8回表ロッテの3番手チョ・ジョンフンから都ちゅう出場のカン・ボンギュのタイムリー、チョ・ヨンフンの犠牲フライで2点を追加した。チョン・ビョンホは7回を1失点に抑え、8回からはクォン・オジュンが相手の反撃を断ち、サムソンが17安打10得点と打線の爆発で快勝した。
サムソンでは先日通算2000本安打を達成した3番ヤン・ジュンヒョクが4安打、7番キム・チャンヒィが3安打と活躍した。一方ロッテは4連敗、特に本拠地釜山で5連敗と最悪の状況で、地元ファンたちはカン・ビョンチョル監督の辞任とフロントの退陣を求める横断幕などを出して抗議した。
ＬＧ ９−３ キア （光州）
（勝）キョン・ホンホ １勝 （敗）ユン・ソンミン ４勝１１敗
（本塁打） ＬＧ ： キム・サンヒョン ５号、イ・ジョンヨル ２号 キア ： ソン・ジファン ５号、リュ・ジェウォン １号
ＬＧは3回表キアの先発ユン・ソンミンから8番キム・サンヒョンの本塁打で1点を先制するが、最下位キアは4回裏ＬＧの先発イ・スンホから6番ソン・ジファンの2ランで逆転した。ＬＧは6回表6番チョ・インソン、9番クォン・ヨングァンのタイムリーで逆転しユン・ソンミンをノックアウトすると、この回代わった2番手ムン・ヒョンジョンから代打チョン・ウィユンのタイムリー、2番イ・ジョンヨルの3ラン、さらに代わった3番手ソン・ヨンミンから5番チェ・ドンスのタイムリーも出て、打者12人の猛攻で8点を奪った。
キアは8回裏ＬＧの3番手リュ・テッキョンから、途中出場の23歳の若手リュ・ジェウォンのプロ2年目での初となる本塁打で1点を返した。5回途中から7回まで相手を無失点に抑えたＬＧの2番手のキョン・ホンホが勝利投手。キアの先発ユン・ソンミンは、好投するものの勝ち星がつかないことが多いが、この試合は5回6失点といいところがなく早くも今季11敗目。
