トゥサンとSKは29日、ナ・ジュファン内野手(24)とイ・デス内野手(25)の1対1の交換トレードを発表した。今季シーズン中のトレード第1号。ナ・ジュファンは高校卒業後2003年トゥサンへ入団し、近年キム・ドンジュやアン・ギョンヒョンなどのベテラン内野手の控えとして活躍した。特にキム・ドンジュがWBC(ワールドベースボールクラシック)の負傷でシーズンの半分以上を棒に振った2006年は、自己最多の113試合に出場した。ショートのレギュラーだったソン・シホンが兵役で抜けた今季は内野のレギュラー取りが期待されたが、ここまで17試合に出場したものの打率.238とやや物足りない内容だった。プロ5年間の通算成績(29日現在)は390試合に出場、打率.237、144安打、5本塁打、63打点、12盗塁。
イ・デスは高校卒業後2002年SKへ入団し、守備固めとして頭角を現し2006年にはショートのレギュラーとして122試合に出場、ハンファに移籍した名ショートのキム・ミンジェの穴を埋めた。だが打率が.253とやや低く、今季はベテランのセカンドのチョン・ギョンベが復帰し、セカンドを守っていた強打のチョン・グヌがショートに回ったため、イ・デスの出番は大きく減っていた。プロ6年間の通算成績(29日現在)は353試合に出場、打率.228、129安打、5本塁打、36打点、6盗塁。ナ・ジュファンは内野のバックアップ要員として、イ・デスにはショートのレギュラー取りが期待される。
(文責:ふるりん)