DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ナ・ジュファンとイ・デスの1対1トレード成立

 トゥサンとSKは29日、ナ・ジュファン内野手(24)とイ・デス内野手(25)の1対1の交換トレードを発表した。今季シーズン中のトレード第1号。ナ・ジュファンは高校卒業後2003年トゥサンへ入団し、近年キム・ドンジュやアン・ギョンヒョンなどのベテラン内野手の控えとして活躍した。特にキム・ドンジュがWBC(ワールドベースボールクラシック)の負傷でシーズンの半分以上を棒に振った2006年は、自己最多の113試合に出場した。ショートのレギュラーだったソン・シホンが兵役で抜けた今季は内野のレギュラー取りが期待されたが、ここまで17試合に出場したものの打率.238とやや物足りない内容だった。プロ5年間の通算成績(29日現在)は390試合に出場、打率.237、144安打、5本塁打、63打点、12盗塁。
 イ・デスは高校卒業後2002年SKへ入団し、守備固めとして頭角を現し2006年にはショートのレギュラーとして122試合に出場、ハンファに移籍した名ショートのキム・ミンジェの穴を埋めた。だが打率が.253とやや低く、今季はベテランのセカンドのチョン・ギョンベが復帰し、セカンドを守っていた強打のチョン・グヌがショートに回ったため、イ・デスの出番は大きく減っていた。プロ6年間の通算成績(29日現在)は353試合に出場、打率.228、129安打、5本塁打、36打点、6盗塁。ナ・ジュファンは内野のバックアップ要員として、イ・デスにはショートのレギュラー取りが期待される。
(文責:ふるりん