DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チョ・インソン、イ・デスらの2対1トレード成立

 SKとハンファは3日、チョ・インソン捕手(39)とイ・デス内野手(32)、キム・ガンソク外野手(28)のトレードを発表した。
 チョ・インソン捕手は大学卒業後1998年LGへ入団し、長年正捕手として活躍し、2006年WBC(ワールドベースボールクラシック)にも韓国代表として出場した。2011年オフ、FAでLGからSKへと3年契約で移籍したが、高額年俸にも関わらず2013年は84試合の出場、打率.213、7本塁打、29打点の成績にとどまっていた。2014年シーズンは6月1日まで12試合に出場、打率.143、1本塁打、7打点と不振が続き、SKはチョン・サンホが正捕手となっていた。プロ17年間の通算成績は1687試合に出場、打率.256、1224安打、166本塁打、723打点、13盗塁。捕手が手薄なハンファにとって、経験豊富なチョ・インソンは願ってもない補強となる。
 イ・デスは高校卒業後2001年SKへ入団し、ショートのレギュラーに定着した。2007年5月トゥサンへトレードされ、ショートとして活躍したが、2009年オフ、ハンファへトレードされた。ハンファでは2010年から2013年まで4年連続100試合以上に出場するなど主力内野手として活躍を続け、2013年オフFAでハンファと契約期間4年で再契約していた。だが2014年シーズンは6月1日まで9試合に出場、打率.214、2打点と不振に陥っていた。イ・デスにとっては約7年ぶりに古巣SKへ復帰することとなり、パク・チンマン、チェ・ジョンなど主力内野手が離脱する中活躍が期待される。プロ14年間の通算成績は1072試合に出場、打率.258、686安打、33本塁打、281打点、40盗塁。
 キム・ガンソクは大学卒業後2009年ハンファへ入団したが、これまで1軍出場は2009年から2010年までの通算6試合にとどまっている。現在は申告選手であるが、新天地SKで活躍の場があることを期待したい。
 
(文責 : ふるりん)