日本・宮崎県でキャンプ中のキアとトゥサンは3日、前日の2日に続いてサンマリンスタジアム(宮崎市)で練習試合を行った。トゥサンの先発リオス、キアの先発チン・ミンホはそれぞれ3回を無失点に抑えた。リオスは韓国6年目の外国人投手らしく万全の調整を見せ、2年目の若手チン・ミンホは1軍定着へ大きくアピールした。キアは4回表トゥサンの2番手ウォン・ヨンモクから5番DHイ・ジェジュの2ランで先制すると、5回表トゥサンの3番手の高卒新人イム・テフンから2番イ・ジョンボム、4番の新外国人サットン(現代から移籍)のタイムリーなどで4点を追加し、6−0と大きくリードした。
トゥサンは4回裏、キアの2番手イ・ドンヒョンから2番コ・ヨンミンの3ランと3番ユン・ジェグクのソロ本塁打で4点を返した。キアはキム・ヒィゴル、チョン・ビョンドゥらのリリーフ陣もトゥサンに追加点を許さず、9回表トゥサンのキム・ミョンジェから途中出場のチョ・ギョンファンが本塁打を打ち、7−4で勝利した。キアは14安打と打線が爆発し、昨季まで9年連続3割を記録している3番チャン・ソンホが3安打、昨季プロ15年目にして4番を任されブレークした5番イ・ジェジュが3安打を記録し、存在感を示した。トゥサンは昨季盗塁王としてブレークした1番イ・ジョンウクが4安打、2盗塁を記録したが、打線がつながらず得点は本塁打のみだった。
(文責:ふるりん)