サムソン ０−５ 現代 （水原）
（勝）チャン・ウォンサム １０勝８敗 （敗）チョン・ビョンホ ９勝５敗
２位現代は２回裏首位サムソンの先発チョン・ビョンホからイ・スンヨンとソ・ハンギュのタイムリーで２点を先制すると、４回裏ソン・ジマンのタイムリーで１点、５回裏チョン・ソンフンの犠打とホン・ウォンギのタイムリーで２点を追加した。現代の先発の新人チャン・ウォンサムは６回途中まで無失点に抑えると、シン・チョリン、新人イ・ヒョンスンの継投でサムソンに反撃を許さず、完封リレーで連勝しサムソンとのゲーム差を６に縮めた。開幕から先発ローテーションを守っているチャン・ウォンサムは２ケタ勝利を達成した。首位サムソンは今季好調のチョン・ビョンホの調子が悪く、さらに珍しく打線のつながりを欠いた。
ハンファ ４−６ キア （光州）
（勝）ハン・ギジュ ７勝１０敗１Ｓ （セーブ）ユン・ソンミン ４勝３敗１３Ｓ （敗）チョン・ミンチョル ６勝１０敗
（本塁打） ハンファ ： デービス １６号 キア ： キム・サンフン １号
この試合から今季不振により２軍落ちしていたイ・ジョンボム（元中日）が約１ヶ月ぶりに１軍復帰し、７番センターで先発出場した。キアは１回裏ハンファの先発チョン・ミンチョル（元読売）からチャン・ソンホのタイムリーで１点を先制すると、４回裏キム・サンフンの今季初本塁打となる２ランでリードを広げた。ハンファは５回表キアの先発イ・サンファからコ・ドンジンのタイムリーで２点を返し、イ・サンファは勝利投手の権利を得られずここで２番手の高卒新人ハン・ギジュにマウンドを譲る。
キアは５回裏イ・ヒョンゴンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を、７回裏ハンファの３番手ソ・ミヌクからイ・ジェジュのタイムリーとイ・ジョンボムの内野ゴロの間に３塁走者が生還し２点を追加した。ハンファは８回表ハン・ギジュからデービスの２ランで６−４と２点差にするが、キアはここから新守護神ユン・ソンミンをマウンドに送りハンファの反撃を断ち逃げ切り、３位ハンファとのゲーム差を3.5に縮めた。ロングリリーフで好投したハン・ギジュが今季７勝目をあげ、先発復帰に向けアピールした。イ・ジョンボムは３打数無安打１打点と、まだまだ本調子とは遠い内容だった。
ＬＧ １−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チェ・ビョンニョン ６勝５敗 （敗）シム・スチャン ９勝６敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チェサン ２号、パク・チェホン １７号
ＳＫは１回裏ＬＧの先発シム・スチャンからパク・チェホンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を先制すると、２回裏パク・チェサンの本塁打で１点、６回裏シム・スチャンの暴投とキム・ジェヒョンのタイムリーで２点を追加した。ＳＫの先発チェ・ビョンニョンは７回を無失点に抑えた。ＳＫは８回裏ＬＧの２番手シン・ジェウンからパク・チェホンの本塁打で１点を追加した。ＬＧは９回表ＳＫの４番手チョン・デヒョンからチェ・ギルソンのタイムリーで１点を返すのがやっとで、ＳＫが勝利しゲーム差なしで並んでいた６位トゥサンに１ゲーム差をつけた。今季６勝目をあげたチェ・ビョンニョンは、打線の援護もあり８月だけで５勝を記録した。
ロッテ １３−１ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・サンモク ９勝５敗 （敗）リオス ９勝１２敗
（本塁打） ロッテ ： ホセ ２０号、イ・デホ １９号
ロッテは１回表トゥサンの先発リオスからイ・デホのタイムリーで１点を先制するが、トゥサンはその裏ロッテの先発イ・サンモクからキム・ドンジュの内野ゴロの間に３塁走者が生還し同点に追いつく。ロッテは３回表ホセとカン・ミンホのタイムリーで３点を、４回表ホセの本塁打王争いトップの20号２ランでリオスをノックアウトした。さらにこの回代わった２番手キム・スンフェからパク・ヒョンスンとカン・ミンホのタイムリーで２点を追加し８−１と大きくリードを広げた。６回表にはホセに負けじともう１人の主砲イ・デホがトゥサンの３番手イ・デヒョンから19号２ランを放ち、完全にロッテの一方的な展開にした。
イ・サンモクは６回を１失点に抑えると、その後高卒新人ナ・スンヒョン、イ・ワンギの継投でトゥサンに反撃を許さない。９回表トゥサンの５番手クム・ミンチョルからパク・ヨンスとホセのタイムリーなどで３点を追加したロッテが、17安打13得点の大爆発でトゥサンに大勝した。特にホセが４打点、イ・デホが３打点と２人の主砲の活躍が目立った。７位ロッテはこれで最下位ＬＧとのゲーム差を2.5に広げ、最下位争いで優位に立った。先発リオスが打ち込まれたトゥサンにとっては今季最多失点の屈辱的な敗戦だった。
