日本・鹿児島県でキャンプ中の現代とロッテは3日、鴨池球場(鹿児島市)で練習試合を行った。ロッテは1回裏、現代の先発で昨季新人ながら12勝をあげた左腕チャン・ウォンサムから、主砲イ・デホの場外への2ランで先制する。現代は3回表、ロッテの先発ソン・ミンハンからエラーをきっかけにチェ・ジョングクのタイムリーで2-2の同点に追いつく。ロッテは2番手として昨季渡米しマイナーリーグで活躍したチェ・ヒャンナムが登板し、2イニングを無失点に抑える。
現代は6回表、ロッテの3番手イム・ギョンワンから主将イ・スンヨンのタイムリーなどで3点を奪い逆転する。現代は昨季14勝をあげたチョン・ジュンホ、中継ぎとして活躍した左腕イ・ヒョンスン、守護神に定着したパク・チュンスがロッテの反撃を抑え、5−2で勝利した。2007年に入り球団売却問題に揺れる現代にとって、キム・シジン新監督就任後の対外試合初勝利となった。ロッテはサムソンから移籍した左腕カン・ヨンシクが2回をパーフェクトに抑え、守護神候補でSKから移籍したカブレラも9回表を無失点に抑え、新戦力が持ち味を発揮した。