日本・沖縄県でキャンプ中のSKは28日、日本プロ野球・東京ヤクルトと相手のキャンプ先の浦添市民球場で練習試合を行った。両チームは21日にも練習試合を行い、4−4の引き分けに終わっている。
SKは1回表東京ヤクルトの先発藤井から1点を先制すると、その後6番チェ・ジョンの本塁打などで3回までに3−0とリードを広げる。SKの先発で大型高卒新人として話題を呼んでいるキム・グァンヒョンは、2回までラミレス、リグス、新外国人ガイエル、古田など最高148km/hの速球で相手の主力打者を抑えていたが、3回裏青木に3ランを打たれ3−3の同点に追いつかれる。キム・グァンヒョンは3回で降板し3失点で、開幕先発ローテーション入りが期待されているが、制球難など不安な点も露呈した。
だが好調SK打線は東京ヤクルトの2番手松井から6回表に1点、3番手高井から7回表に1点、8回表に3点を奪い相手を突き放していく。東京ヤクルトは4回以降チョ・ウンチョン、チェ・サンドク、チョン・ウラム、チョン・デヒョンらSKのリリーフ陣に抑えられ3塁にすら進めず、SKが8−3で勝利した。打線は15安打を記録し、特に外野のレギュラーを狙う9番チョ・ドンファが2塁打2本を含む4安打でチャンスを作り、勝利に大きく貢献した。
(文責:ふるりん)