KBO(韓国野球委員会)は9日、2007年の示範競技(シボムキョンギ、オープン戦に相当)の日程を発表した。開幕は3月17日で、4月1日まで各球団が他球団と2試合ずつの14試合、全56試合を行い、4月6日の開幕に備える。2007年になり現代が球団売却問題で揺れ、先行きは不透明で買収先が見つかっていないが、8球団で行うという前提で日程が組まれている。
開幕する3月17日の試合はサムソン−ハンファ(済州)、現代−トゥサン(水原)、キア−SK(光州)、ロッテ−LG(馬山)となっている。プロ野球の本拠地となっていない済州でのオープン戦開催は3年連続となった。また、本拠地のソウル・蚕室野球場が改装工事中のため、トゥサンとLGはロッテが準本拠地とする馬山(マサン、慶尚南道)で4試合ずつ主催試合を行う。
なお、現在8球団は日本、グアム、サイパン、フロリダなどで海外キャンプを実施しており、どの球団も3月10日前後に帰国予定であるが、示範競技の前に近くでキャンプを行う韓国の球団どうし、日本プロ野球のチームなどと練習試合を行う球団も多い。
(文責:ふるりん)