DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  数字で見る2007年韓国プロ野球

 KBO(韓国野球委員会)は8日、2007年の韓国プロ野球に関する各種統計を発表した。2007年プロ野球に登録された選手(2月7日現在)は昨季から在籍している選手、新人選手、外国人選手(各球団2名ずつ)を合計すると478名となった。
 選手の平均年俸は昨季の8058万ウォン(約1045万円)から414万ウォン(約54万円)増加した8472万ウォン(約1100万円)となり、年俸1億ウォン(約1300万円)以上の選手は昨季と同じ82名、3億ウォン(約3890万円)以上の選手は1名増え24名となった。最高年俸は昨季と同じシム・ジョンス外野手(サムソン)の7億5000万ウォン(約9730万円)で、投手最高年俸はク・デソン(ハンファ、元オリックス)の6億5000万ウォン(約8430万円)である。
 新人、外国人選手を除いた選手の平均年俸をチーム別に見ると、昨季韓国シリーズ連覇を達成したサムソンが1億3197万ウォン(約1710万円)と、2年連続最高を記録した。2位は昨季韓国シリーズ準優勝と躍進し、高卒新人で投手三冠王となったリュ・ヒョンジンなど年俸が大幅に増加した選手が目立ったハンファの9294万ウォン(約1205万円)である。以下SK(8167万ウォン)、LG(8010万ウォン)、現代(7942万ウォン)、ロッテ(7661万ウォン)、キア(6908万ウォン)、トゥサン(6700万ウォン)となっている。LGは昨季最下位だったが、FAでトゥサンから移籍したパク・ミョンファンに年俸5億ウォン(約6485万円)、ベテランの大砲マ・ヘヨンに年俸4億ウォン(約5190万円)も払っているため、選手平均年俸は4位になっている。
 なお、1965年生まれで2007年中に42歳を迎える外国人野手フェリックス・ホセ(ロッテ)が最高齢選手となった。なお、2007年中に41歳を迎える史上初の200勝投手ソン・ジヌ(ハンファ)は、すでに引退したチャン・ジョンフン(現ハンファ2軍コーチ)を抜き、史上最長の選手登録19年目となった。

 
(文責:ふるりん