キアは25日、日本プロ野球・東京ヤクルトへの移籍が決まったグレイシンガーに代わる新外国人投手として、セス・マイケル・エサートン投手(30)と契約金5万ドル(約590万円)、年俸25万ドル(約2970万円)で契約した。エザートンは全米ドラフト1順目の指名で1998年米大リーグ・エンゼルスに入団し、その後レッズ、アスレティックスヘ移籍、今季はロイヤルズでプレーし2試合に出場、1勝1敗、防御率9.39の成績を残した。大リーグ通算は23試合に出場、9勝7敗、防御率6.30。
エサートンは140km/h序盤の速球と多彩な変化球を操る制球力に優れた右腕投手で、今季チーム最多勝の14勝をあげたグレイシンガーの代役として先発で起用される方針。来年1月末の日本・宮崎キャンプでチームに合流する予定。これでキアの来季の外国人はエサートン、現代から移籍したラリー・サットン外野手の2人が決定した。