ロッテは19日、昨季は米大リーグに挑戦しマイナーリーグ3A級でプレーしていたチェ・ヒャンナム投手(35)と契約金1億ウォン(約1300万円)、年俸1億ウォン、プラス出来高払い3億ウォン(約3890万円)の最大5億ウォン(約6480万円)で契約した。チェ・ヒャンナムは高校卒業後1990年ヘテ(現キア)へ入団し、1997年LGへ移籍すると98年には12勝をあげ主力投手となった。2004年キアへ移籍したが、05年オフに自由契約となりその後大リーグ挑戦のため渡米した。韓国でのプロ通算成績は182試合に出場、44勝49敗6S、防御率3.91。
昨季は大リーグ・インディアンズ傘下の3Aバッファローでプレーし、先発、中継ぎとして活躍し8勝5敗、防御率2.37の成績を残したが、大リーグには昇格できなかった。チェ・ヒャンナムは韓国でのプレーを希望しSKなどと交渉したがまとまらず、再び渡米を検討していた。だが投手陣の層が薄く、経験豊富なチェ・ヒャンナムの実力を高く評価したロッテがチェ・ヒャンナムと交渉し、今回契約に至った。ロッテでは主に先発として起用される方針。チェ・ヒャンナムは1月末からのサイパン海外キャンプに参加する予定。
(文責:ふるりん)