DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  加藤初、大田卓司の日本人コーチ2名が就任  

 SKは31日、来季から日本人の加藤初氏(56)を1軍投手コーチ、大田卓司氏(55)を1軍打撃コーチに就任させることを発表した。2人ともSKのキム・ソングン新監督と交流がある。現役時代は西武、巨人で活躍した加藤初氏は2002年キム・ソングン監督がLG監督だった時に投手インストラクターをつとめ、2005年にはSKで投手コーチも歴任し韓国での指導経験が豊富である。大田卓司氏は現役時代西武で強打者として活躍し、引退後はダイエーの打撃コーチをつとめた。2002年LGの沖縄キャンプで打撃インストラクターをつとめ、キム・ソングン監督と交流があった。また2004年には台湾プロ野球La Newの監督をつとめ、この時加藤初氏が投手コーチだった。
 キム・ソングン監督は在日韓国人であり日本で生まれ育ったため、2人の日本人コーチとのコミュニケーションに問題はない。過去にキム・ソングン監督は他球団で日本人コーチを起用している。加藤氏、大田氏ともに31日から始まる済州道・西帰浦(ソグィポ)でのSKの秋季練習に参加する。SKは他にも来年の春季キャンプまで守備インストラクターとして、現役時代はオリックスでプレーし、引退後は中日と阪神で守備走塁コーチをつとめた日本人の福原峰夫氏(49)と契約した。