SKは31日、来季から日本人の加藤初氏(56)を1軍投手コーチ、大田卓司氏(55)を1軍打撃コーチに就任させることを発表した。2人ともSKのキム・ソングン新監督と交流がある。現役時代は西武、巨人で活躍した加藤初氏は2002年キム・ソングン監督がLG監督だった時に投手インストラクターをつとめ、2005年にはSKで投手コーチも歴任し韓国での指導経験が豊富である。大田卓司氏は現役時代西武で強打者として活躍し、引退後はダイエーの打撃コーチをつとめた。2002年LGの沖縄キャンプで打撃インストラクターをつとめ、キム・ソングン監督と交流があった。また2004年には台湾プロ野球La Newの監督をつとめ、この時加藤初氏が投手コーチだった。
キム・ソングン監督は在日韓国人であり日本で生まれ育ったため、2人の日本人コーチとのコミュニケーションに問題はない。過去にキム・ソングン監督は他球団で日本人コーチを起用している。加藤氏、大田氏ともに31日から始まる済州道・西帰浦(ソグィポ)でのSKの秋季練習に参加する。SKは他にも来年の春季キャンプまで守備インストラクターとして、現役時代はオリックスでプレーし、引退後は中日と阪神で守備走塁コーチをつとめた日本人の福原峰夫氏(49)と契約した。