ロッテ ０−８ 現代 （水原）
（勝）キム・スギョン ４勝５敗 （敗）イ・サンモク １０勝７敗
（本塁打） 現代 ： カン・ビョンシク ４号
２位現代は１回裏７位ロッテの先発イ・サンモクからチョン・ソンフンのタイムリーで２点を先制すると、２回裏相手のエラーで１点、３回裏キム・ドンスのタイムリーで１点を追加しイ・サンモクをノックアウトした。現代の先発キム・スギョンは７回を無失点に抑えると、打線は７回裏ロッテの２番手イ・ワンギからソン・ジマンのタイムリーで１点を追加し、８回裏ロッテの５番手ノ・ジャンジンからカン・ビョンシクの３ランでダメを押した。
８回以降はソン・スンナク、新人イ・ヒョンスン、ファン・ドゥソンの継投でロッテに反撃を許さず、完封リレーで現代が４連勝し、この日試合のなかった首位サムソンとのゲーム差を２まで縮めた。キム・スギョンは39日ぶりの今季４勝目。ソン・ジマン、キム・ドンスが３安打を記録し勝利に貢献した。一方わずか３安打に抑えられた７位ロッテは５連敗で、この日ハンファに勝利した最下位ＬＧに２ゲーム差まで迫られた。今季最終戦となったこの対戦は、２位現代が11勝7敗と勝ち越した。
ハンファ ９−１０ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キョン・ホンホ ２勝３敗３Ｓ （セーブ）ウ・ギュミン ３勝４敗１６Ｓ （敗）ムン・ドンファン １５勝８敗１Ｓ
（本塁打） ＬＧ ： パク・ヨンテク １３号、パク・キョンス ６号
最下位ＬＧは１回裏３位ハンファの先発ムン・ドンファンからチョン・ウィユンのタイムリーで１点を先制すると、２回裏パク・ヨンテクの３ランでリードを広げた。ハンファは３回表ＬＧの先発チャン・ジニョンからデービスのタイムリーなどで２点を返すが、ＬＧはその裏チョ・インソンのタイムリーとパク・キョンスの３ランで４点を追加し、ムン・ドンファンをノックアウトした。ハンファは４回表満塁の場面でのデービスの３点タイムリー２塁打などで４点を返すと、代わったＬＧの２番手キョン・ホンホからキム・テギュンのタイムリーで８−７と１点差に迫った。
ＬＧは５回裏ハンファの３番手キム・ヘニムからパク・キョンスのタイムリーで２点を追加したが、ハンファは７回表ＬＧの４番手チャン・ジュングァンからイ・ドヒョンとイ・ボムホのタイムリーで２点を返し、１０−９と１点差に迫った。その後ＬＧはキム・ミンギ、キム・ジェヒョン、ウ・ギュミンらの継投でハンファに同点打を許さなかったＬＧが逃げ切り、両チーム合計19得点、24安打の乱打戦を制した。これでＬＧは３連勝となり、現代に敗れた７位ロッテとのゲーム差が２に縮まり、最下位脱出に希望が見え始めた。パク・キョンスが３ランを含む２安打５打点で勝利に貢献した。ハンファは今季15勝と好調のムン・ドンファンが３回持たず８失点でノックアウトされたのが誤算だった。今季最終戦となったこの対戦は、３位ハンファが９勝７敗２分と勝ち越した。
キア ２−０ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・ドンヒョン ２勝３敗 （セーブ）ユン・ソンミン ４勝４敗１６Ｓ （敗）チェ・ビョンニョン ７勝７敗
試合は５位キアの先発イ・ドンヒョン、６位ＳＫの先発チェ・ビョンニョンの投手戦となる。キアは７回表チョ・ギョンファン、ソン・ジファンのタイムリーで２点を先制し均衡を破ると、７回以降はシン・ヨンウン、守護神ユン・ソンミンの継投でＳＫに反撃を許さず、投手戦を制し連敗を３で止め、この日試合のなかった４位トゥサンとのゲーム差を0.5に縮めた。キアの２番手シン・ヨンウンはここ２年ほど故障がちで活躍できなかったが、最近１軍に復帰し中継ぎで好投している。６位ＳＫは５位キアと３ゲーム差に開き、４位争いではだいぶ苦しくなった。今季最終戦となったこの対戦は、５位キアが11勝7敗と勝ち越した。
