キア ３−６ サムソン （大邱）
（勝）ブラウン １０勝８敗 （セーブ）オ・スンファン ３勝３敗４１Ｓ （敗）グレイシンガー １２勝１２敗
キアは３回表首位サムソンの先発ブラウン（元阪神）からキム・ウォンソプのタイムリーで２点を先制した。サムソンは６回裏それまで抑えられていたキアの先発グレイシンガーからキム・デイク、キム・チャンヒィ、パク・ハニのタイムリーで４−２と逆転すると、この回代わった２番手チョン・ビョンドゥからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで１点を追加した。さらに７回裏パク・ハニのタイムリーでさらに１点リードを広げた。。
キアは８回表サムソンの３番手クォン・オジュンから代打ソン・サンのタイムリーで１点を返すが、最後は守護神オ・スンファンが抑えサムソンが逆転勝ちした。６回を２失点に抑えたブラウンは今季10勝目。オ・スンファンは今季41セーブ目をあげ、チン・ピルジュン（トゥサン）が2000年に達成した年間最多セーブタイ記録42まであと１つと迫った。なお今季は肩の故障で手術を受け、４ヶ月ぶりに１軍へ復帰したサムソンの主砲シム・ジョンスは、５番レフトで先発出場し１安打を記録した。敗れた４位キアは、ロッテに勝った５位トゥサンとのゲーム差が再び0.5に縮まった。今季最終戦となったこのカードは、４位キアが９勝７敗２分と首位サムソン相手に勝ち越した。
現代 ５−４ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）パク・チュンス ５勝５敗３５Ｓ （敗）ウ・ギュミン ３勝４敗１３Ｓ
２位現代は２回表ＬＧの先発チョン・ジェボクからホン・ウォンギのタイムリーで１点を先制すると、ＬＧはその裏現代の先発キャラウェイからチェ・ドンスの内野ゴロの間に３塁走者が生還し同点とする。ＬＧは４回裏チェ・ドンスとチョ・インソンのタイムリーで２点を勝ち越すが、現代は５回表チョン・ジュンホのタイムリーで１点を返す。キャラウェイは５回以降ＬＧに追加点を許さず、７回で降板する。ＬＧは６回以降キョン・ホンホらの継投でリードを守ろうとした。
現代は８回表ＬＧの４番手キム・ミンギからホン・ウォンギへの押し出しの四球と、ユ・ハンジュンの犠牲フライで４−３と逆転する。粘るＬＧも８回裏現代の３番手シン・チョリンから代打イ・ソンヨルのタイムリーですかさず同点とする。現代は９回表ＬＧの抑えウ・ギュミンからチョン・ソンフンのタイムリーで１点を勝ち越すと、ＬＧの最後の攻撃を守護神パク・チュンスが抑え、3時間43分に及ぶ接戦を制し、首位サムソンとのゲーム差3.5を守った。決勝タイムリーを打ったチョン・ソンフンは３安打と勝利に貢献した。
トゥサン ６−０ ロッテ （馬山）
（勝）リオス １２勝１２敗 （敗）チャン・ウォンジュン ６勝１１敗
（本塁打） トゥサン ： ホン・ソンフン ９号
トゥサンは４回表ロッテの先発チャン・ウォンジュンからホン・ソンフンの３ランで先制すると、８回表相手のエラーで１点、９回表ロッテの４番手チェ・デソンからアン・ギョンヒョンのタイムリーで２点を追加する。トゥサンの先発リオスは８回まで11奪三振の無失点と好投し、最後は２番手キム・ドギュンがロッテの反撃を断ち完封リレーで快勝した。これで５位トゥサンはサムソンに敗れた４位キアとのゲーム差を再び0.5ゲーム差とした。ロッテは毎回のようにランナーを出すものの、打線がつながらなかった。
