サムソン 7−4 ハンファ (大田)
(勝)オ・スンファン 7勝1敗7S (敗)オ・ボンオク 3勝2敗3S
サムソンは3回表、ハンファの先発チェ・ヨンピルからパク・ハニのタイムリーで1点を先制するが、ハンファはその裏サムソンの先発イム・ドンギュからイ・ボムホのタイムリーとキム・インチョルへの押し出しの四球で2−1と逆転する。サムソンは5回表、ヤン・ジュンヒョクの内野ゴロの間に3塁走者が生還し2−2の同点に追いつくと、続くチン・ガビョンのタイムリーで3−2と逆転する。
だがハンファは7回裏、サムソンの2番手イム・チャンヨンの暴投やキム・インチョルのタイムリーで4−3と再び逆転に成功する。だがサムソンは8回表、ハンファの3番手ユン・ギュジンからキム・ジョンフンのタイムリーで再び4−4の同点に追いつく。試合はこのまま延長に突入し、サムソンは11回表ハンファの6番手オ・ボンオクからチャンスを作ると、代わった7番手アン・ヨンミョンからキム・ジェゴル、キム・ハンスのタイムリーで3点を勝ち越す。その裏はオ・スンファンが抑え、首位サムソンが今季最長の5時間1分にわたる激闘を制した。またサムソンは今季最多の1試合20安打を記録した。4位ハンファは3連敗で、同率2位のトゥサン、SKと4ゲーム差をつけられた。
現代 0−2 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)リオス 10勝11敗 (セーブ)チョン・ジェフン 1勝6敗25S (敗)ソン・シニョン 1勝4敗
トゥサンは1回裏、現代の先発ソン・シニョンからチャン・ウォンジンのタイムリーで2点を先制する。トゥサンの先発リオスはその後打線の援護がなくても8回を3安打無失点に抑えるすばらしい投球を見せ、最後は守護神チョン・ジェフンが抑え、トゥサンが連勝を5に伸ばしSKとの同率2位をキープした。リオスは外国人投手としては初の4年連続2ケタ勝利で、今季途中の7月にでトゥサンに移籍してからは4勝1敗と好調。
LG 3−7 SK (仁川・文鶴)
(勝)シン・スンヒョン 10勝7敗 (敗)ウォルロンド 2勝6敗
(本塁打) SK : パク・チェホン 15号
SKは1回裏、LGの先発ウォルロンドからイ・ホジュンのタイムリーで1点を先制する。だがLGは2回表SKの先発シン・スンヒョンからイ・デヒョンとパク・ヨンテクのタイムリーなどで3−1と逆転する。SKは3回裏イ・ホジュンの2打席連続タイムリーで1点を返すと、4回裏にはキム・ミンジェのタイムリーで3−3の同点とし、パク・チェホンの3試合連続となる3ランで6−3と逆転する。
シン・スンヒョンは5回を3失点に抑えたあと、その後はウィ・ジェヨン、チョン・ウラム、チョ・ウンチョンらの継投でLGの反撃を断った。打線も8回裏LGの7番手チョン・ジェボクからキム・ミンジェの犠打でダメ押しの1点を奪い、SKが勝利し連勝を8に伸ばし、トゥサンとの同率2位を譲らなかった。SKは対LG戦6連勝。シン・スンヒョンは初の年間2ケタ勝利。ウォルロンドは6連敗。
キア 0−7 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ソン・ミンハン 16勝4敗1S (敗)グレイシンガー 2勝3敗
ロッテは2回裏、キアの先発グレイシンガーからソン・インホとチョン・スグンのタイムリーなどで3点を先制する。その後ロッテは3回裏キアの2番手イ・サンファからチェ・ギムンのタイムリーで1点、5回裏には3番手チョン・ウォンから1点、6回裏にはライアンのタイムリーで1点と、小刻みに追加点を上げていく。ロッテの先発ソン・ミンハンは7回を無失点に抑えると、その後はイ・ジョンフン、カ・ドゥギョムらが抑え、ロッテが完封リレーで勝利した。ソン・ミンハンは自己最多の16勝目で最多勝争いを独走。最下位キアは5連敗。