現代 2−3 SK (仁川・文鶴)
(勝)シン・スンヒョン 3勝2敗 (セーブ)チョン・デヒョン 3勝1敗8S (敗)チャン・ウォンサム 4勝3敗
(本塁打) SK : パク・キョンワン 4号、イ・ジニョン 3号
首位現代は3回表SKの先発シン・スンヒョンからサットンのタイムリーなどで2点を先制するが、SKはその裏現代の先発で新人ながら4勝をあげているチャン・ウォンサムからパク・キョンワンの2ランで同点とする。そしてSKは6回裏イ・ジニョンの2試合連続本塁打で1点を勝ち越す。シン・スンヒョンは7回途中2失点で降板すると、ウィ・ジェヨン、チョン・ウラム、チョン・デヒョンらの継投で1点のリードを守りきり、SKが勝利した。現代は2位ハンファがトゥサンに敗れたため首位の座は守ったが、この試合もわずか4安打に抑えられ快進撃をささえてきた打線の不調は深刻である。
ハンファ 2−5 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)リオス 3勝5敗 (セーブ)チョン・ジェフン 1勝1敗13S (敗)チェ・ヨンピル 3敗
(本塁打) ハンファ : コリアー 2号 トゥサン : アン・ギョンヒョン 5号
2位ハンファは2回表トゥサンの先発リオスから1軍に復帰したコリアーの本塁打で1点を先制すると、4回表イ・ドヒョンの内野ゴロの間に3塁走者が帰り1点を追加した。トゥサンはハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)の前に5回まで無得点に抑えられていたが、6回裏ハンファの2番手アン・ヨンミョンからチェ・ジュンソクのタイムリーで1点を返した。さらに7回裏ハンファの3番手チェ・ヨンピルから代打イム・ジェチョルのタイムリーとイ・ジョンウクへの押し出しの四球で3−2と逆転した。
トゥサンは8回裏ハンファの4番手ソン・チャンシクからアン・ギョンヒョンの2ランでリードを広げた。リオスは8回を2失点に抑えると最後はチョン・ジェフンが抑え、トゥサンが勝利した。昨季15勝したリオスはやっと約1ヶ月ぶりの3勝目。ハンファは6回以降無安打でトゥサンに逆転を許してしまったが、3位サムソンもロッテに敗れたため2位の座を守った。
サムソン 0−1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ヨム・ジョンソク 2勝5敗 (セーブ)ナ・スンヒョン 4S (敗)チョン・ビョンホ 2勝3敗
3位サムソンの先発は1996年のプロ入り後10年間ロッテに負けなしの11連勝中の左腕チョン・ビョンホだった。だがロッテは3回裏パク・ヒョンスンのタイムリーで1点を先制する。ロッテの先発ヨム・ジョンソクは好投し6回を無失点に抑える。チョン・ビョンホもロッテキラーらしく7回を1失点に抑えた。だがこの試合はロッテの気迫が勝り、7回以降はイ・ジョンミン、カ・ドゥギョム、高卒新人ながら最近抑えを任されたナ・スンヒョンの継投で完封リレーを達成し、チョン・ビョンホに対ロッテ戦の初黒星をつけた。開幕5連敗だったヨム・ジョンソクは2勝目を、ナ・スンヒョンは早くも4セーブ目をそれぞれあげた。サムソンは連勝が4で止まり、特に1回の先制点のチャンスを最近不調のヤン・ジュンヒョクが併殺打でつぶしたのが痛かった。
LG 6−7 キア (光州)
(勝)ハン・ギジュ 3勝5敗 (セーブ)チャン・ムンソク 10S (敗)ウ・ギュミン 2勝2敗1S
(本塁打) LG : パク・ヨンテク 5号、イ・ジョンヨル 1号
LGは1回表キアの先発で大型高卒新人ハン・ギジュからマ・ヘヨンのタイムリー、パク・ヨンテクの3ランで4点を先制する。キアは5回裏LGの先発イ・スンホからイ・ヨンギュのタイムリーで2点を返すと、7回裏LGの2番手ウ・ギュミンからイ・ジェジュのタイムリーで1点を返し、さらに1塁チェ・ドンスの悪送球で走者が2人生還し5−4と逆転した。キアは8回裏キム・サンフンとキム・ジョングクのタイムリーで2点を追加する。
ハン・ギジュは2回以降無失点に抑え7回で降板する。LGは9回表キアの抑えチャン・ムンソクからイ・ジョンヨルの2ランで1点差に迫るが、同点に追いつけずキアが逆転勝ちした。ハン・ギジュは打線の援護で3勝目。リリーフ陣が手薄なLGはまた逆転負けを喫した。