ハンファ １１−３ サムソン （大邱）
（勝）ムン・ドンファン ７勝４敗 （敗）バルガス ９勝６敗
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン １４号、シン・ギョンヒョン ２号 サムソン ： パク・チンマン ６号
ハンファは４回表、サムソンの先発バルガス（元中日）の２ランで先制すると、その裏サムソンはハンファの先発ムン・ドンファンからパク・チンマンの本塁打で１点を返す。ハンファは５回表、コ・ドンジンやデービスのタイムリーなどで３点を追加するが、サムソンもその裏シム・ジョンスとキム・ハンスのタイムリーで２点を返す。だがハンファは６回表、サムソンの２番手パク・ソクチンからペク・チェホとチョ・ウォヌのタイムリーなどで４点を奪う。
ハンファは７回表、サムソンの５番手キム・ドギュンからシン・ギョンヒョンの２ランでダメを押す。ムン・ドンファンは６回でマウンドを降りると、その後はチェ・ヨンピル、ルーキーでプロ初登板となったソ・ミヌク、チャ・ミョンジュ、チョン・ビョンフィの継投でサムソンに反撃を許さず、ハンファが勝利した。
トゥサン ０−２ 現代 （水原）
（勝）ファン・ドゥソン １０勝５敗 （セーブ）チョ・ヨンジュン ２勝１８Ｓ （敗）ランデル ７勝７敗
（本塁打） 現代 ： サットン ２３号
現代は２回裏、トゥサンの先発ランデル（元読売）からサットンの本塁打王争いトップ独走の第23号本塁打で１点を先制する。その後はランデルと、今季２度目の先発となった現代のファン・ドゥソンが好投し、互いに得点を許さない。だが現代は８回裏、トゥサンの２番手クム・ミンチョルからサットンのタイムリーで１点を追加する。
ファン・ドゥソンは７回までトゥサンを無失点に抑えると、その後はチョン・ジュンホ、ノ・ファンス、守護神チョ・ヨンジュンの完封リレーで現代が勝利した。昨季まで未勝利だったが、今季主に中継ぎで活躍してきたファン・ドゥソンは自身初の２ケタ勝利で、現代はＬＧと同率６位に浮上。トゥサンの連勝は３でストップし、ランデルも４連敗。
ＳＫ ８−２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ウォンヒョン ８勝７敗 （敗）チェ・ウォンホ ８勝５敗
（本塁打） ＳＫ ： イ・ジニョン １０号
ＬＧは１回裏、ＳＫの先発キム・ウォンヒョンからパク・ヨンテクのタイムリーで１点を先制する。ＳＫは３回表、ＬＧの先発チェ・ウォンホからチョ・ドンファの犠打で１−１の同点に追いつくと、４回表にはイ・ジニョンの３ランで勝ち越され、さらにこの回チョ・ドンファのタイムリーなどで２点を追加する。
ＳＫは６回表ＬＧの３番手シン・ユノからキム・ミンジェのタイムリーで１点を追加するが、ＬＧもその裏パク・ヨンテクの犠牲フライで１点を返す。ＳＫは９回表にもＬＧの５番手キョン・ホンホから首位打者キム・ジェヒョンのタイムリーで１点を追加し、ＳＫが快勝し首位サムソンと6.5ゲーム差まで接近した。ＬＧは４連敗で現代と同率６位に並ばれた。
ロッテ １１−１ キア （光州）
（勝）チャン・ウォンジュン ２勝４敗 （敗）キム・ジヌ ４勝７敗２Ｓ
（本塁打） ロッテ ： ペロー １７号、イ・デホ １７号
キアは25日にユ・ナムホ監督が辞任し、ソ・ジョンファン監督代行になってから初の公式戦を迎えた。ロッテは１回表、キアの先発キム・ジヌからイ・デホの犠牲フライで１点を先制すると、４回表にはペローの本塁打で１点を追加する。そして５回表にはライアンのタイムリーとイ・デホの２ランで３点を追加する。
ロッテは６回表、キアの２番手カン・チョルミンからチェ・ギムンの犠牲フライで１点を追加すると、９回表にはキアの５番手パク・チョンテからパク・ナムソプ、ライアン、イ・ゲソンのタイムリーなどで５点を奪った。ロッテの先発チャン・ウォンジュンは６回に死球を許しただけで、９回表１死までノーヒットピッチングだった。だが９回表、イ・ジョンボム（元中日）に内野安打を許し、ノーヒットノーランの夢は断たれた。キアはこの回ロッテの２番手チェ・デソンからホン・セワンのタイムリーで１点を返したが、反撃もここまでだった。チャン・ウォンジュンは４月１６日以来の今季２勝目。キアはむなしくロッテに大敗し、ソ・ジョンファン監督代行は不安なスタートを切った。
