ロッテ ７−４ ハンファ （大田）
（勝）チャン・ウォンジュン ２勝３敗 （セーブ）ナ・スンヒョン ３Ｓ （敗）ソン・ジヌ ２勝３敗
（本塁打） ハンファ ： ヨン・ギョンフム ３号
最下位ロッテは２回表、首位ハンファの先発ソン・ジヌ（史上最多の195勝）からカン・ミンホ、イ・ウォンソク、パク・チョンジュン、パク・ヒョンスンのタイムリーで４点を先制すると、５回表ハンファの２番手キム・ペンマンからカン・ミンホとイ・ウォンソクのタイムリーで３点を追加した。ハンファは４回裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンから新人ヨン・ギョンフムの本塁打とコ・ドンジンの犠牲フライで２点を返す。
ハンファは７回裏ロッテの３番手カ・ドゥギョムからコ・ドンジンの２打席連続の犠牲フライで１点、８回裏４番手イ・ワンギからイ・ボムホの犠牲フライで１点を返す。ロッテは９回裏最近抑えとして起用されている高卒新人ナ・スンヒョンをマウンドに送り、ハンファの最後の反撃を断ち勝利した。ここ４試合で３勝１敗と調子が上向きのロッテは、これまでほとんど機能していなかった７番以下の下位打線で６得点した。さらにビジターでの連敗を17で止めた。負けたハンファは0.5ゲーム差で首位転落。
現代 ６−３ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヒョンスン ２勝 （セーブ）パク・チュンス ２勝１２Ｓ （敗）ミン・ギョンス １敗
（本塁打） 現代 ： カン・ビョンシク １号 ＬＧ ： イ・ビョンギュ ４号
ＬＧは２回裏現代の先発で今季初登板のキム・スギョンからパク・キョンスのタイムリーで１点を先制する。現代は４回表ＬＧの先発チェ・ウォンホからユ・ハンジュンの犠牲フライで同点とすると、５回表チョン・ジュンホのタイムリーで１点を勝ち越す。だがＬＧは７回裏現代の２番手シン・チョリンから主将イ・ビョンギュの２ランで３−２と逆転する。
現代は８回表ＬＧの３番手ミン・ギョンスらから満塁のチャンスを作ると、代わった新外国人カーライル（元阪神）から代打カン・ビョンシクの満塁本塁打で６−３と逆転する。ＬＧはその後現代のファン・ドゥソン、新守護神パク・チュンスに抑えられ、現代が逆転勝ちしロッテに負けたハンファに代わって0.5ゲーム差の首位に浮上した。７回途中から登板した新人ながら中継ぎとして活躍するイ・ヒョンスンが勝ち投手。現代は要所で打線が勝負強さを発揮し、かつてはエース級の働きをしていたキム・スギョンが５回１失点と復活の兆しを見せた。ＬＧは相変わらずリリーフ陣の層が薄く、今日も逆転負けしてしまった。
トゥサン １−７ サムソン （大邱）
（勝）ペ・ヨンス ２勝４敗 （セーブ）オ・スンファン １勝１敗１７Ｓ （敗）リオス ２勝５敗
（本塁打） サムソン ： パク・ハニ ２号
サムソンは１回裏トゥサンの先発リオスからヤン・ジュンヒョクの犠牲フライで１点を先制する。その後追加点が奪えなかったサムソンは６回裏リオスの暴投とキム・ハンスのタイムリーで２点を追加した。トゥサンは７回表サムソンの先発ペ・ヨンスからソン・シホンの併殺打の間に３塁走者が生還し１点を返した。サムソンは８回裏パク・ハニがソロ本塁打を打ちリオスを降板させると、代わった２番手ウォン・ヨンモクと３番手イ・ウォニィからヤン・ジュンヒョク、代打カン・ボンギュのタイムリーなどで４点を追加した。
ペ・ヨンスは７回途中で降板し、そのあとをクォン・オジュン、守護神オ・スンファンの万全の継投でトゥサンに反撃を許さず、サムソンが勝ち首位現代と３位ながらゲーム差２につけた。前日現代に３連勝し勢いに乗っていたトゥサンは、わずか５安打の貧打線とリオスら投手陣の不調で連勝を３で止めてしまった。
キア ７−２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ユン・ソンミン ２勝１敗１Ｓ （敗）キム・ウォンヒョン ４勝３敗
（本塁打） キア ： ホン・セワン １号
キアは１回表ＳＫの先発キム・ウォンヒョンからイ・ジェジュの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を先制すると、２回表ホン・セワンの本塁打で１点を追加した。ＳＫは５回裏キアの先発カン・チョルミンからキム・ジェヒョンのタイムリーで２−２の同点とする。キアは８回表ホン・セワンの犠牲フライで１点を勝ち越すと、９回表ＳＫの２番手ウィ・ジェヨンらからチャン・ソンホとホン・セワンのタイムリーで４点を勝ち越す。６回以降ユン・ソンミン、チャ・ジョンミンの継投でキアが勝ち勝率を５割に戻した。４位ＳＫと５位キアのゲーム差はまだ0.5ある。
