ＬＧ ９−２ サムソン （大邱）
（勝）ウォルロンド ４勝９敗 （敗）ペ・ヨンス １１勝１１敗２Ｓ
（本塁打） ＬＧ ： コリアー １４号、クォン・ヨングァン ９号、チョン・ウィユン ７号 サムソン ： チョ・ドンチャン １６号
ＬＧは１回表、サムソンの先発ペ・ヨンスからコリアーのタイムリーで１点を先制する。首位サムソンは５回裏、ＬＧの先発ウォルロンドからパク・チョンファンの犠牲フライで１−１の同点に追いつく。ＬＧは６回表、コリアーのソロ本塁打、キム・ジョンミンのタイムリー、クォン・ヨングァンの２ランで４点を勝ち越しサムソンのエース、ペ・ヨンスをノックアウトする。
サムソンは６回裏チョ・ドンチャンの本塁打で１点を返す。だがＬＧは８回表、サムソンの３番手パク・ソクチンからキム・ジョンミンのタイムリーで１点、さらにこの回代わった４番手キム・ドギュンからチョン・ウィユンの３ランで合計４点を追加する。ウォルロンドは７回で降板すると、終盤はミン・ギョンス、シン・ジェウンらの継投でサムソンの反撃を絶ち、今季対サムソン最終戦でＬＧが首位サムソンに一矢を報いた。このカードはサムソンが１０勝８敗と何とか勝ち越した。
ＳＫ ３−４ キア （光州）
（勝）チョン・ビョンドゥ ３勝２敗４Ｓ （敗）チェ・ビョンニョン ７勝８敗
（本塁打） キア ： イ・ジョンボム ６号
キアは３回裏、２位ＳＫの先発キム・ウォンヒョンからイ・ジョンボム（元中日）のタイムリーなどで２点を先制すると、４回裏にはキム・ジョングクのタイムリーで１点を追加する。首位サムソンに追いつくため負けられないＳＫは５回表、キアの先発キム・ジヌからパク・チェホンのタイムリーで２点を返すと、６回表にはキム・テギュンのタイムリーで３−３の同点に追いつく。
試合はこのまま延長に突入し、迎えた10回裏キアはＳＫの５番手チェ・ビョンニョンからイ・ジョンボムのサヨナラアーチで勝利し、今季対ＳＫ戦をいい形で締めくくり最下位脱出に希望をつないだ。10回表キアの３番手として勝ち越しのピンチをしのいだチョン・ビョンドゥが勝利投手。このカードはＳＫが１０勝８敗と勝ち越したが、最下位キアにまさかの敗戦となった。
現代 ０−１０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）リオス １５勝１２敗 （敗）キャラウェイ １６勝８敗
３位トゥサンは１回裏、現代の先発キャラウェイからチェ・ギョンファンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を先制すると、３回裏にはチェ・ギョンファンとムン・フィソンのタイムリーで２点を追加する。トゥサンは５回裏現代の３塁手チョン・ソンフンのエラーやソン・シホンのタイムリーでキャラウェイをノックアウトすると、代わった２番手パク・チュンスからキム・チャンフィのタイムリーでこの回４点を追加する。
トゥサンはさらに８回裏、現代の５番手ノ・ファンスから代打カン・ボンギュのタイムリーなどで３点を追加し、大量リードを奪う。トゥサンの先発リオスは８回を無失点に抑え、９回はチョ・ヒョングンが現代に反撃を許さず、完封リレーで勝利し２位ＳＫと１ゲーム差、首位サムソンと3.5ゲーム差に迫り、シーズン３位以上が確定した。リオスはキアからトゥサン移籍後９勝目。
ロッテ ４−９ ハンファ （大田）
（勝）ソン・ジヌ １１勝７敗 （セーブ）チェ・ヨンピル ７勝８敗５Ｓ （敗）チャン・ウォンジュン ４勝６敗
（本塁打） ロッテ ： チェ・ジュンソク ８号 ハンファ ： デービス ２４号、キム・テギュン ２２号、キム・インチョル ９号
ハンファは１回裏、ロッテの先発チャン・ウォンジュンからキム・テギュンのタイムリーで１点を先制するが、ロッテは３回表ハンファの先発ソン・ジヌから相手のエラーで１−１の同点に追いつく。だがハンファはその裏デービスの２ラン、キム・テギュンの本塁打で３点を勝ち越し、チャン・ウォンジュンをノックアウトする。さらにハンファは５回裏、ロッテの２番手イ・ジョンミンからキム・インチョルのソロ本塁打でまず１点、さらにこの回代わった４番手ノ・スンウクの暴投でさらに１点を追加する。
ロッテは６回表チェ・ジュンソクの本塁打で１点を返すと、７回表にはハンファの２番手チョ・ソンミン（元読売）から押し出しの死球などでまず１点、代わった３番手チャ・ミョンジュから併殺打の間に３塁走者が生還しさらに１点を奪い、６−４と２点差にする。だがハンファは８回裏、ロッテの６番手カ・ドゥギョムからイ・ドヒョンのタイムリーで２点、代わった７番手イ・ジョンフンからブリトーのタイムリーでさらに１点を追加する。
７回途中からはハンファの４番手チェ・ヨンピルがロッテ打線を抑え、ソン・ジヌに今季11勝目、史上最多の通算193勝目をプレゼントした。ハンファはシーズン４位が確定し、ポストシーズンは準プレーオフからの出場が決まった。ロッテは試合に負けたものの、現代が負けたことにより今季５位が確定し、昨季までの４年連続最下位から脱出できた。
