ＳＫ ６−１ キア （光州）
（勝）キム・ウォンヒョン ３勝 （敗）カン・チョルミン １勝１敗
（本塁打） ＳＫ ： チョン・ギョンベ １号、ピッカリング ４号
首位ＳＫは２回表キアの先発カン・チョルミンからチョン・ギョンベの２ランで先制すると、４回表イ・デスのタイムリー、６回表新外国人ピッカリングの本塁打で１点ずつを先制する。さらに７回表キアの２番手イ・サンファの暴投、８回表キアの３番手チョ・テスからチョン・ギョンベのタイムリーで１点ずつを奪いリードを広げた。ＳＫの先発キム・ウォンヒョンは７回を無失点に抑える。キアは９回裏相手のエラーで１点を返すが、最後はＳＫの２番手イ・ヨンウクが抑えＳＫが10勝一番乗りを達成し首位をキープした。通算114勝の33歳のベテラン、キム・ウォンヒョンは開幕から負けなしの３連勝。
ＳＫは主に５番以降の下位打線で８安打６得点と、少ないチャンスを確実に得点へ結びつけた。26日は不振で休養したＳＫの新外国人塩谷（元オリックス）は１番サードで先発フル出場したが、５打数無安打に終わった。キアは不振の３番チャン・ソンホ、４番の新外国人サーブネックが無安打でブレーキ役となってしまい、３位から４位に後退。
ハンファ ０−２ 現代 （水原）
（勝）ソン・スンナク ２勝 （セーブ）パク・チュンス １勝４Ｓ （敗）ソン・ジヌ ２敗
（本塁打） 現代 ： カン・グィテ １号
試合はプロ18年目の40歳のベテランでハンファの先発ソン・ジヌ（通算193勝）、プロ２年目で24歳の現代の先発ソン・スンナクによる投手戦となり、互いに無得点が続いた。待望の先制点は６回裏、現代がカン・グィテのソロ本塁打で手に入れた。現代は７回裏イ・テックンのタイムリーで１点を追加し、ソン・ジヌはこの回限りで降板する。ソン・スンナクは８回表同点のピンチで２番手パク・チュンスにマウンドを譲ると、パク・チュンスは２点のリードを守りきり現代が勝利し連敗を３で止めた。ハンファの連勝は４でストップし、２位から３位に後退。ソン・ジヌは史上初の通算200勝達成を目指し好投しながらも、なかなか勝ち星に恵まれない。パク・チュンスは右肩の手術でリハビリ中の守護神チョ・ヨンジュンに代わって抑えの大役をつとめ、４セーブ目をあげた。
ＬＧ ３−５ サムソン （大邱）
（勝）ハリッカラ １勝１敗 （セーブ）オ・スンファン ７Ｓ （敗）キム・ミンギ １敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・ビョンギュ １号 サムソン ： チン・ガビョン ２号
サムソンは１回裏ＬＧの先発で新外国人テレマコから主砲シム・ジョンスの犠牲フライで１点を先制する。ＬＧは３回表サムソンの先発ハリッカラからクォン・ヨングァンとパク・ヨンテクのタイムリーで２−１と逆転する。テレマコは勝ち投手の権利を手にする目前の５回裏途中で降板したが、これが裏目に出てサムソンはこの回ＬＧの２番手ミン・ギョンスからヤン・ジュンヒョクの犠牲フライで２−２の同点とする。ＬＧは６回表、昨季の首位打者だが今季ここまで打率１割台と不振が続く主将イ・ビョンギュの本塁打で１点を勝ち越した。
サムソンは６回裏ＬＧの３番手ミン・ギョンスからチン・ガビョンの本塁打で同点とすると、代わった４番手リュ・テッキョンからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで２点を勝ち越し逆転する。７回以降クォン・オジュン、オ・サンミン、守護神オ・スンファンのリレーで反撃を断ったサムソンが逆転勝ちし、２位に浮上した。韓国２年目の外国人投手ハリッカラは今季初勝利。オ・スンファンはセーブ王争い単独トップの７セーブ目。打線では36歳のベテランのヤン・ジュンヒョクが２安打３打点と、健在ぶりを見せつけた。ＬＧは４番マ・ヘヨンの無安打など、得点力不足の打線がこの日も機能しなかった。
ロッテ １−２ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヘェチョン １勝 （セーブ）チョン・ジェフン ５Ｓ （敗）キム・スンファ １勝２敗
トゥサンは２回裏ロッテの先発キム・スファからチャン・ウォンジンのタイムリーで１点を先制するが、ロッテは３回表トゥサンの先発イ・ヘェチョンから新外国人マイローの犠牲フライで１−１の同点とする。だがトゥサンはその裏ホン・ソンフンのタイムリーで１点を勝ち越す。その後トゥサンはロッテの２番手以降のイ・ジョンミン、イ・ワンギらに抑えられるが、イ・ヘェチョンは６回を１失点に抑える。その後キム・ミョンジェ、守護神チョン・ジェフンのリレーで１点を守りきりトゥサンが勝利し、ロッテ相手に３連勝で勝率５割まであと１勝とした。イ・ヘェチョンは史上最年少となる27歳１ヶ月で通算500試合登板達成を今季初勝利で飾った。通算成績は39勝29敗6S、防御率4.33。最下位ロッテは３連敗で、この試合もわずか５安打と貧打は深刻になってきた。
