LG−ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。
サムソン 4−2 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ハリッカラ 2勝 (セーブ)ペ・ヨンス 9勝6敗1S (敗)リオス 8勝11敗
(本塁打) サムソン : シム・ジョンス 19号
サムソンは1回表、先頭打者パク・ハニの投手ゴロをトゥサンの先発リオスと右翼イム・ジェチョルの2人がそろって悪送球し、その隙に1点を先制する。そして3回表、主砲シム・ジョンスの3ランでリードを広げる。トゥサンは6回裏、サムソンの先発ハリッカラからアン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を返すと、代わった2番手パク・ソクチンからナ・ジュファンのタイムリーで4−2と2点差に迫る。
サムソンは7回裏から故障明けのエース、ペ・ヨンスをリリーフで投入し必勝体制をとる。ペ・ヨンスはその期待に応えて3回を無失点に抑え、首位サムソンは2位トゥサンとの首位攻防戦第1ラウンドを制し、ゲーム差を4.5に広げた。昨季は17勝をあげ、最多勝投手とMVPを獲得するなど先発として活躍してきたペ・ヨンスは、プロ6年目にして初セーブ。トゥサンは3連敗。
キア 1−9 ハンファ (大田)
(勝)ソン・ジヌ 5勝6敗 (敗)グレイシンガー 2勝2敗
(本塁打) ハンファ : イ・ドヒョン 18号、デービス 18号、イ・ボムホ 19号
ハンファは1回裏、キアの先発グレイシンガーからキム・テギュンのタイムリーとイ・ドヒョンの2ランで3点を先制すると、2回裏にはデービスのタイムリーで2点を追加する。キアは3回表、ハンファの先発ソン・ジヌからチャン・ソンホのタイムリーで1点を返すが、ハンファは4回裏キアの2番手チョ・テスからデービスの本塁打で1点を追加する。
ハンファは6回裏、キアの4番手ユン・ソンミンからイ・ボムホの3ランで大きくリードを広げた。ソン・ジヌは6回を1失点に押さえると、その後はチェ・ヨンピル、シン・ジュヨンの継投でキアの反撃を断ち、3位ハンファが勝利し負けた2位トゥサンとのゲーム差を1とした。39歳のベテランのソン・ジヌは今季5勝目(史上最多の通算187勝)。キアは3連敗。
現代 5−1 SK (仁川・文鶴)
(勝)ソン・スンナク 4勝8敗 (敗)コ・ヒョジュン 4勝4敗
(本塁打) 現代 : サットン 24号 SK : パク・キョンワン 8号
現代は1回表、SKの先発コ・ヒョジュンからソン・ジマンの犠牲フライで1点を先制すると、2回表には相手のエラーなどで1点、4回表にはソン・ジマンのタイムリーで1点を追加する。現代は6回表、SKの2番手チョ・ヨンミンから代打イ・スンヨンのタイムリーでさらに1点追加する。
SKは現代の先発でルーキーのソン・スンナクからパク・キョンワンの本塁打で1点を返すが、7回表に現代はサットンの本塁打王争い独走の第24号ソロ本塁打が飛び出す。ソン・スンナクは9回を1失点に抑え、ルーキーとしては今季初の完投勝利をあげた。6位現代は4連勝で、4強入りに希望をつないだ。4位SKの連勝は4でストップ。