サムソン ２−２ ハンファ （大田）
（本塁打） ハンファ ： イ・ボムホ １号
ハンファは２回裏、サムソンの先発クォン・オジュンから新外国人コリアー（ＬＧから移籍）のタイムリーで１点を先制する。ハンファの先発キム・ヘニムは５回を無失点に抑える。サムソンは６回表、ハンファの二塁コリアーのエラーと４番手オ・ボンオクの暴投により２−１と逆転する。その裏ハンファはサムソンの２番手チョン・ビョンホからイ・ボムホの本塁打で２−２の同点に追いつく。その後サムソンのカン・ヨンシク、アン・ジマン、パク・ソクチン、ハンファのユン・グニョン、ルーキーのキム・ギョンソン、シン・ジュヨンらの好投で両者無得点のまま９回終了時点で引き分けとなった。サムソンは示範競技４度目の引き分け。ハンファのコリアーは失点につながるエラーをしたものの、３安打１打点と打撃面では活躍した。
トゥサン ８−１１ ロッテ （馬山）
（勝）パク・チチョル １勝 （敗）チョン・ジェフン １敗
（本塁打） トゥサン ； チョン・サンヨル １号、ソン・シホン １号 ロッテ ： カン・ミンホ ２号、ホセ １号、イ・デホ １号、ファン・ジュニョン １号
トゥサンは１回表、ロッテの先発でＷＢＣ（ワールドベースボールクラシック）韓国代表に参加したソン・ミンハンから、先頭打者チョン・サンヨルの本塁打で１点を先制する。ロッテはその裏、トゥサンの先発でまだ19歳の期待の若手キム・ミョンジェから新外国人マイローのタイムリーで２−１と逆転する。ロッテは２回裏イ・ウォンソクの犠牲フライで１点を追加するが、トゥサンは３回表チェ・ギョンファンのタイムリーで１点を返す。ソン・ミンハンは３回２失点の内容で降板した。ロッテは３回裏、トゥサンの２番手でルーキーのウォン・ヨンモクからホセのタイムリーで１点を追加するが、トゥサンは４回表ロッテの２番手パク・チチョルからソン・シホンの本塁打で４−４の同点に追いつく。
トゥサンは４回表昨季守護神として活躍したものの示範競技では調子の上がらないチョン・ジェフンを３番手として登板させたが、カン・ミンホに２ランを浴び２点を勝ち越されると、この回新外国人ホセの３ラン、イ・デホの２ランで合計６点を奪われた。対照的にパク・チチョルは６回までトゥサンに反撃を許さなかった。トゥサンは７回表ロッテの３番手でルーキーのキム・ジョンファンから同じくルーキーのイ・ジョンウクの犠牲フライで１点を返すが、ロッテは８回裏トゥサンの７番手イ・デヒョンからファン・ジュニョンの本塁打で１点を追加しだめを押した。
トゥサンは９回表、ロッテの６番手イ・ジョンミンからコ・ヨンミンとチョン・ウォンソクのタイムリーなどで３点を返すが、ロッテが乱打戦を制した。トゥサンの連勝は４でストップ。ロッテは抑え投手不足が不安材料だが、2001年９月以来４年６ヶ月ぶりに韓国で本塁打を放った新外国人ホセが４打点と活躍した。またトゥサンは今季も守護神として期待しているチョン・ジェフンの乱調が大きな不安となった。
ＳＫ ３−４ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ギピョ １勝１Ｓ （セーブ）シム・スチャン １Ｓ （敗）チョ・ヒョンシク １勝１敗
（本塁打） ＳＫ ： チョン・グヌ １号、イ・ジニョン １号
ＳＫは１回表、ＬＧの先発キム・グァンサムから先頭打者チョン・グヌとイ・ジニョンの本塁打で２点を先制すると、２回表にはＬＧの三塁イ・ジョンヨルのエラーで１点を追加する。ＳＫの先発チェ・ビョンニョンは４回を無失点に抑える。ＬＧは６回裏、ＳＫの２番手イ・ヨンウクからチェ・マンホのタイムリーなどで２点を返すと、７回裏にはＳＫの４番手チョ・ヒョンシクから代打チュ・スンウの犠牲フライで３−３の同点に追いつく。勢いに乗るＬＧは８回裏チョ・ヒョンシクからパク・ピョンホのタイムリーで１点を勝ち越す。４回以降はチョン・ジェボク、キョン・ホンホ、ルーキーのキム・ギピョ、シム・スチャンらの投手陣が無失点に抑え、ＬＧが示範競技負けなしの６連勝を飾った。
キア １２−６ 現代 （水原）
（勝）チョン・ウォン １勝１敗 （敗）ソン・スンナク １敗
（本塁打） キア ： ホン・セワン ２号、イ・ジェジュ ２号、キム・ジュヒョン １号
キアは１回表現代の先発ソン・スンナクからイ・ジェジュのタイムリーなどで２点を先制するが、現代はその裏キアの先発グレイシンガーからソン・ジマンのタイムリーなどで２−２の同点に追いつく。キアは３回表ソン・ジファンのタイムリーで１点を勝ち越すと、４回表ＷＢＣに出場したイ・ジョンボム（元中日）のタイムリーやホン・セワンの３ランで４点を奪う。ソン・スンナクは４回７失点で降板した。キアは５回表現代の２番手キム・スギョンからチャン・ソンホのタイムリーで１点を追加するが、その裏現代はキアの２番手チョン・ウォンからユ・ハンジュの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を返し８−３とする。
キアは６回表イ・ジェジュのソロ本塁打、キム・ギョンオンとシン・ドンジュのタイムリーで３点を、７回表現代の３番手キム・ミンボムからキム・ジュヒョンの本塁打で１点を追加し１２−３と大きくリードを広げた。現代は８回裏キアのショートのホン・セワンがエラーし１点を、９回裏キアの４番手イ・サンファから代打イ・テックンのタイムリーで２点を返したが反撃が遅く、キアが乱打戦を制した。18安打で11得点したキアに比べ、14安打を記録しながらも６得点しかできなかった現代は打線のつながりを欠いていた。また期待の若手ソン・スンナク、今季ＦＡを取得予定のキム・スギョンなど先発候補が精彩を欠いた内容だった。
