SK 9−5 ロッテ (馬山)
(勝)イ・スンホ 1勝 (セーブ)チョン・デヒョン 2勝1敗15S (敗)ソン・スンジュン 8勝4敗
(本塁打) SK : キム・ジェヒョン 6号、イ・ジニョン 7号
SKは1回表ロッテの先発ソン・スンジュンから4番パク・チョングォンのタイムリーで1点を先制した。ロッテは2回裏SKの先発ソン・ウンボムから8番パク・キヒョクのタイムリーで同点とすると、代わった2番手イ・スンホから1番チョン・スグンのタイムリーで逆転した。SKは5回表8番ナ・ジュファンの内野ゴロの間に同点とすると、2番チョン・グヌのタイムリー、3番キム・ジェヒョンの3ランで6−2と逆転した。さらに6回表ロッテの2番手キム・イリョプから1番イ・ジニョンの犠牲フライ、チョン・グヌのタイムリーで2点を追加した。
ロッテは6回裏SKの3番手キム・ウォンヒョンから7番ソン・グァンミンのタイムリーで1点、7回裏SKの5番手チョン・ウラムから5番カン・ミンホのタイムリーで2点を返したが、SKは8回表ロッテの3番手カン・ヨンシクから1番イ・ジニョンの本塁打でダメを押し、逆転勝ちで4連勝となり独走態勢をとるチームらしい快勝を見せた。2番手として5回まで無失点に抑えた左腕イ・スンホは、エースとして活躍していた2004年10月以来3年8ヶ月ぶりの勝利で、かつての実力を見せた。敗れたロッテは連勝が3で止まり、相手の12安打を上回る15安打を記録したが打線はつながらず、2番チョ・ソンファンが3安打、ソン・グァンミンが4安打1打点と気を吐いた。
ウリ 5−4 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ヒョンスン 4勝4敗 (セーブ)ソン・シニョン 4敗3S (敗)ランデル 4勝6敗
(本塁打) トゥサン : コ・ヨンミン 7号
ウリは2回表トゥサンの先発ランデル(元読売)から7番カン・ジョンホのタイムリーで1点を先制し、4回表5番ソン・ジマンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは4回裏ウリの先発イ・ヒョンスンから2番コ・ヨンミンの本塁打で1点を返すが、5回表2番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を追加した。7回表にはトゥサンの2番手キム・サンヒョンから1番チョン・ジュンホ、チョン・ソンフンのタイムリーで5−1とリードを広げた。イ・ヒョンスンは6回を1失点で降板し、7回裏はウリの2番手パク・チュンスが無失点に抑えた。
ウリは8回裏3番手として新外国人投手高津(元東京ヤクルト)を韓国初登板させ、トゥサンは高津から9番キム・ジェホの内野ゴロの間に1点を返す。トゥサンは9回裏ウリの4番手ファン・ドゥソンから4番キム・ドンジュのタイムリーで5−4と1点差に迫ったが、その後チョ・ヨンフン、ノ・ファンス、ソン・シニョンと必死の継投で逃げ切り、ウリが6試合目にしてトゥサン戦球団史上初勝利をあげた。また7位ウリは最近3連勝と、サムソンに敗れた最下位LGとのゲーム差を5に広げた。2位トゥサンは連勝が4で止まり、ロッテに勝った首位SKとのゲーム差が9に広がってしまった。
(韓国初登板となった新外国人投手高津。)
キア 3−5 ハンファ (清州)
(勝)ユ・ウォンサン 4勝3敗 (セーブ)トーマス 2勝4敗15S (敗)ディアス 1敗
(本塁打) キア : チャン・ソンホ 5号
ハンファは2回裏キアの先発の新外国人ディアス(元北海道日本ハム)から6番キム・テワンのタイムリーなどで2点を先制した。キアは3回表ハンファの先発ユ・ウォンサンから3番チャン・ソンホの本塁打で1点を返すが、ハンファは6回裏5番イ・ボムホの内野ゴロの間に1点を追加した。さらに7回裏キアの5番手チャン・ムンソクから4番キム・テギュンへの押し出しの四球で1点、8回裏9番キム・ミンジェのタイムリーで1点を追加した。
キアは9回表ハンファの守護神トーマス(元北海道日本ハム)から7番の高卒新人キム・ソンビンのタイムリー、代打カン・ドンウの内野ゴロの間に2点を返したが、反撃もここまでで4位ハンファはSKに敗れた3位ロッテとのゲーム差を1に縮めた。ユ・ウォンサンは7回途中まで1失点に抑え、今季4勝中3勝をキアから記録しお得意様にしている。打線では1番チュ・スンウが3安打と活躍。6位キアは投打がかみ合わず4連敗。
(今季キア戦で3勝をあげているユ・ウォンサン。)
LG 2−3 サムソン (大邱)
(勝)オ・スンファン 1勝1敗18S (敗)チョン・ジェボク 3勝6敗2S
(本塁打) LG : チェ・ドンス 11号
7連敗中の最下位LGは2回表、サムソンの先発イ・サンモクから5番チェ・ドンスの2ランで先制した。サムソンは4回裏相手のパスボールで1点を返すが、その後LGの先発オクスプリング(元阪神)に抑えられる。イ・サンモクもその後追加点を許さず、1点リードされた9回表、5連敗中のサムソンは必勝を期して守護神オ・スンファンをマウンドに送り、1点差のまま9回裏を迎えた。
するとサムソンはLGの3番手チョン・ジェボクから5番ヤン・ジュンヒョクのタイムリーで同点に追いつき、9番の高卒新人ウ・ドンギュンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちし、連敗を5で止めた。オ・スンファンが味方の逆転勝ちにより今季初勝利。一方最下位LGはオクスプリングが好投するもののダメ押しの得点をあげられず、泥沼の8連敗でトゥサンに勝った7位ウリとのゲーム差も5に開いた。