DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  キム・テギュン、チョ・ソンミン(元読売)と契約更改

 ハンファは31日、キム・テギュン(23)、チョ・ソンミン(元読売)と契約更改し、これで今季の契約更改を終えた。主砲として昨季も不動の4番を務めたキム・テギュンは、8500万ウォン(約1030万円)増の年俸2億4000万ウォン(約2910万円)となった。昨季は124試合に出場、打率.317、23本塁打、100打点を記録し、自身初となるゴールデングラブ賞1塁手部門を受賞した。キム・テギュンは2001年高校卒業後ハンファへ入団し、その年レギュラーの座をつかみ新人王に輝いた。その後着実に成長を続け、2004年、昨季と打点王争いに加わり、韓国プロ野球を代表するスラッガーになりつつある。通算成績は579試合に出場、打率.312、610安打、104本塁打、389打点。
 また、昨年5月ハンファへ電撃入団したチョ・ソンミン(32)は、5110万ウォン(約620万円)増の年俸1億110万ウォン(約1230万円)となった。チョ・ソンミンは高麗大卒業後1996年日本プロ野球・読売へ入団し、一時期1軍で活躍したがひじの故障などで苦しむことが多く、2002年限りで退団した。その後韓国プロ野球入りを表明しドラフトでの指名を待ったが指名はなく、昨年から野球解説者として活動を始めたところ、キム・インシク監督から声がかかりハンファへ入団した。昨年8月に1軍へ昇格後は中継ぎとして16試合に出場、2勝2敗、防御率6.54の成績を残した。今季はかつての実力を取り戻し、本格的な活躍が期待される。