サムソン 7−6 ハンファ (大田)
(勝)アン・ジマン 8勝3敗 (セーブ)オ・スンファン 9勝1敗14S (敗)チェ・ヨンピル 7勝8敗1S
(本塁打) サムソン : キム・ハンス 14号 ハンファ : キム・テギュン 21号
首位サムソンは3−1とリードされた4回表、4位ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)からキム・ハンスの2ランで同点に追いつく。さらにサムソンは7回表に1点、8回表に2点を奪い6−3とリードする。一方ハンファは8回裏、キム・テギュンの本塁打、キム・インチョルとペク・チェホのタイムリーで6−6の同点に追いつく。
サムソンは9回表キム・ジョンフンの犠牲フライで1点を勝ち越すと、ルーキーながらも守護神を務めるオ・スンファンがハンファに反撃を許さず、2試合連続のセーブをあげ勝利に導いた。サムソンはシーズン70勝1番乗りとなり、公式戦優勝、韓国シリーズ進出までのマジックを6にした。
ハンファはすべて1点差での3連敗となり、3位トゥサンとのゲーム差が3.5に広がり苦しくなった。だが5位ロッテが敗れ、ロッテが残り試合に全勝しハンファが残り試合に全敗した場合61勝64敗1分で並ぶが、直接対決の成績がハンファの11勝4敗と勝ち越しが決定しているため、ハンファの4位以上が確定し2001年以来4年ぶりのポストシーズン進出が決定した。
キア 1−8 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・ウォンヒョン 13勝8敗 (敗)グレイシンガー 5勝5敗
2位SKは1回裏、キアの先発グレイシンガーからイ・ホジュンのタイムリーで1点を先制すると、2回裏にはパク・チェホンのタイムリーで1点を追加する。6回裏にはイ・ジニョンと代打チョ・ジュングンのタイムリーなどで2点、8回裏にはイ・デスのタイムリーと相手の暴投や失策もあり4点を奪う。
キアは9回表チャン・ソンホのタイムリーで1点を返すのが精一杯だった。SKの無失点連続記録は22イニングでストップしたが、3連勝で首位サムソンとのゲーム差3.5をキープした。SKの先発キム・ウォンヒョンは対キア戦4連勝を飾り、自己最多の13勝目をあげた。3安打のイ・ホジュンは本塁打が出ればサイクルヒット達成だった。キアは5連敗で7位現代とは4ゲーム差で、最下位脱出がいよいよ困難となってきた。
ロッテ 2−8 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)キム・ソンベ 7勝3敗2S (敗)チュ・ヒョングァン 2勝2敗
3位トゥサンは2回裏ロッテの先発チュ・ヒョングァンからソン・シホンとチャン・ウォンジンのタイムリーで2点を先制する。ロッテは4回表トゥサンの先発キム・ソンベからパク・ヨンスのタイムリーで1点を返すが、トゥサンは5回裏ロッテの2番手ノ・ジャンジンからホン・ソンフンのタイムリーで1点、7回裏にはロッテの4番手イ・ジョンミンから6者連続安打を含む打者一巡の猛攻で5点を追加する。ロッテは9回表に1点を返すのがやっとだった。
キム・ソンベは5回を1失点に抑え7勝目をあげた。キム・ソンベは今季7勝中4勝を主に中継ぎとして登板したロッテ戦であげている。今季最終戦となったこのカードはトゥサンが10勝8敗と勝ち越した。負けた5位ロッテはシーズン4位以上に与えられるポストシーズン進出権の獲得の可能性が消滅した。