サムソン 2−1 SK (仁川・文鶴)
(勝)チョン・ビョンホ 6勝3敗 (セーブ)オ・スンファン 8勝1敗11S (敗)キム・ウォンヒョン 12勝8敗
(本塁打) サムソン : キム・ジェゴル 1号 SK : チェ・イクソン 1号
首位サムソンは1回表、2位SKの先発キム・ウォンヒョンからパク・ハニのタイムリーで1点を先制する。SKは4回裏、サムソンの先発チョン・ビョンホからチェ・イクソンの2年ぶりとなるSK移籍後の初本塁打で1−1の同点に追いつく。サムソンは6回表、キム・ジェゴルの3年ぶりの本塁打で1点を勝ち越すと、その裏の同点のピンチを2番手パク・ソクチンが何とかしのぐ。
サムソンはカン・ヨンシク、アン・ジマン、守護神オ・スンファンらのリレーで1点のリードを守りきり、2位SKとのゲーム差を2.5に広げた。SKの連勝は6でストップ。この首位攻防3連戦は、1勝1敗1分けと相譲らない結果に終わった。
ロッテ 5−4 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ワンギ 4勝3敗2S (セーブ)イ・ジョンフン 2勝3敗1S (敗)イ・ジェウ 6勝5敗1S
(本塁打) ロッテ : イ・デホ 19号、ライアン 10号
ロッテは1回表、トゥサンの先発イ・ヒェチョンからライアンとチェ・ジュンソクのタイムリーで2点を先制すると、5回表にはトゥサンの3番手キム・スンフィからイ・デホの本塁打で1点を追加する。ロッテの先発チャン・ウォンジュンは7回まで無失点に抑えていたが、8回裏に四球を連発し満塁のピンチを迎える。ここで代わった2番手イ・ジョンミンがチャン・ウォンジンに走者一掃のタイムリー2塁打を打たれ、3−3の同点に追いつかれる。
試合はこのまま延長に入り、ロッテは11回表トゥサンの6番手イ・ジェウからライアンの本塁打で2点を勝ち越す。その裏トゥサンはロッテの3番手イ・ワンギからナ・ジュファンのタイムリーで1点を返すが、最後はカ・ドゥギョム、イ・ジョンフンに抑えられロッテが勝利した。イ・ジョンフンは2年ぶりのセーブ。負けた3位トゥサンは首位サムソンと4ゲーム差に広げられた。
LG 4−9 ハンファ (大田)
(勝)ムン・ドンファン 9勝7敗 (敗)ウォルロンド 2勝9敗
(本塁打) LG : チェ・スンファン 1号 ハンファ : イ・ドヒョン 21号、ブリトー 11号、キム・テギュン 17号
LGは1回表、ハンファの先発ムン・ドンファンから主将イ・ビョンギュの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1点を先制する。だがその裏ハンファはLGの先発ウォルロンドからキム・テギュンのタイムリーで1−1の同点にすると、この回イ・ドヒョンの2ランとブリトーのソロ本塁打で3点を追加する。ウォルロンドは1回途中、ひざに打球を受けて降板した。ハンファは4回裏、LGの2番手シム・スチャンからキム・インチョルのタイムリーで2点をさらに奪う。
LGは6回表チェ・ドンスのタイムリーで1点を返すが、ハンファは7回裏LGの3番手チャン・ジニョンからキム・テギュンの3ランでリードを広げる。LGは9回裏、ハンファの3番手チョン・ビョンフィからチェ・スンファンのプロ6年目にしての初本塁打で2点を返すが、反撃もそれまでで最後はチェ・ヨンピルに抑えられた。4位ハンファは連敗を3で止め優勝戦線に踏みとどまった。4打点をあげたキム・テギュンは今季通算86打点で、サットン(現代)と並び打点王争いトップ対となった。ウォルロンドは9連敗。
現代 4−5 キア (光州)
(勝)ユン・ソンミン 3勝3敗7S (セーブ)チョン・ビョンドゥ 2勝2敗3S (敗)ファン・ドゥソン 10勝9敗
(本塁打) キア : キム・ギョンオン 4号、イ・ジョンボム 4,5号
現代は2回表、キアの先発ブランクからチ・ソックンとオ・ユンのプロ6年目にして初打点となるタイムリーなどで3点を先制すると、3回表にはキアの2番手チョ・テスからソン・ジマンのタイムリーで1点を追加する。キアは4回裏、現代の先発チョン・ミンテ(元読売)からキム・ギョンオンの2ランで反撃すると、5回裏にはイ・ジョンボム(元中日)の2ランで4−4の同点に追いつく。
キアは7回裏、現代の2番手ファン・ドゥソンからイ・ジョンボムの2打席連続本塁打で5−4と逆転する。キアの3番手ユン・ソンミンは4回途中から8回途中まで無失点に抑えると、最後はチョン・ビョンドゥが1点のリードを守りチームを勝利に導いた。最下位キアは7位LGに1.5ゲーム差と、最下位脱出へと希望をつないだ。