トゥサン 2−2 サムソン (大邱)
トゥサンは2回表、サムソンの先発バルガスからキム・チャンフィのタイムリーで1点を先制すると、5回表にはアン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を追加する。トゥサンの先発パク・ミョンファンは4回途中まで無失点に抑えていたが、肩の痛みを訴え降板する。そしてサムソンは8回裏、トゥサンの3番手イ・ジェウからカン・ドンウのタイムリーで2−2の同点に追いつく。
試合はこのまま延長に入り、両チームともにチャンスを作るもののトゥサンのチョン・ジェフン、サムソンのオ・スンファンと守護神に抑えられ得点できない。結局12回を終えても決着がつかなかったため、規定により引き分けとなった。トゥサンはSKが勝ったため同率2位の座から滑り落ち、首位サムソンもトゥサン、SKとのゲーム差を広げられず、互いにとって痛み分けともなった。
ロッテ 4−5 SK (仁川・文鶴)
(勝)チェ・ビョンニョン 6勝7敗 (セーブ)オム・ジョンウク 1S (敗)イ・サンモク 4勝5敗
SKは3回裏、ロッテの先発イ・サンモクからチョ・ドンファのタイムリーで2点を先制すると、4回裏にはキム・テギュンの犠牲フライで1点を追加する。さらに5回裏にはロッテの2番手イ・ミョンウからチョン・ギョンベのタイムリーで2点を追加する。ロッテは6回表SKの先発チェ・ビョンニョンからイ・デホのタイムリーで1点を返すと、代わった2番手ウィ・ジェヨンからパク・ヨンスと代打ソン・インホのタイムリーで5−4と1点差に迫る。
SKはその後チョン・ウラム、オム・ジョンウクの継投で1点のリードを守りきり、トゥサンに連敗したショックを振り切り接線を制し、同率2位だったトゥサンが引き分けたため再び単独2位に浮上した。15日に3ヶ月ぶりに登板したオム・ジョンウクは、三振を5つ奪い最高球速152kmをマークする好投で今季初セーブをあげ、絶対的な抑えが不在のSK投手陣にとって大きな朗報となった。5位ロッテは3連敗で、ポストシーズン進出権がある4位以上への進出が厳しくなってきた。
キア 11−13 ハンファ (大田)
(勝)ユン・ギュジン 3勝4敗5S (セーブ)チ・ヨンギュ 1敗20S (敗)ユン・ソンミン 2勝3敗7S
(本塁打) キア : キム・ジョングク 4号 ハンファ : デービス 20号、キム・テギュン 15号、チョ・ウォヌ 4号
キアは2回表、ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)からキム・ジョングクのタイムリーで1点を先制すると、3回表にはマ・ヘヨンとソン・ジファンのタイムリーで2点を追加する。ハンファは3回裏、キアの先発チェ・ヒャンナムからイ・ドヒョンのタイムリーで1点を返すが、キアは4回表キム・ジョングクのタイムリーで1点を追加する。しかしその裏、ハンファはデービスの2ランで4−3と1点差にすると、5回裏にはキアの3番手パク・チョンテからシン・ギョンヒョンのタイムリーで4−4の同点に追いつく。
キアは6回表、キム・ギョンオンのタイムリーで勝ち越すとハンファの3番手チャ・ミョンジュからイ・ヨンギュのタイムリーなどでこの回4点を奪う。だがハンファはその裏、キアの4番手チョ・テスからキム・テギュンが3ランを放つと、その後相手のエラーやシン・ギョンヒョンの犠牲フライで9−8と逆転する。だがキアは7回表、ハンファの6番手ユン・ギュジンから代打シム・ジェハクの犠牲フライで9−9の同点にする。
ハンファは7回裏チョ・ウォヌの本塁打で1点を勝ち越すが、キアは8回表キム・ギョンオンのタイムリーで11−10とさらに逆転する。ハンファはその裏、キアの5番手ユン・ソンミンからチャンスを作ると、代わった6番手チョン・ビョンドゥが代打キム・スヨンに押し出しの四球を与え11−11の同点に追いつかれる。この回ハンファはキム・インチョルのタイムリーやデービスの犠牲フライで2点を勝ち越す。9回表のキアの反撃を守護神チ・ヨンギュが抑え、ハンファが乱打戦を制し4連勝で優勝戦線に踏みとどまった。キアの連勝は3でストップ。
現代 0−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)キム・グァンサム 4勝4敗 (セーブ)キョン・ホンホ 2敗1S (敗)キャラウェイ 13勝5敗
LGは1回裏、現代の先発キャラウェイからコリアーのタイムリーなどで2点を先制すると、4回裏にはイ・ジョンヨルのタイムリーなどで2点を追加する。LGの先発キム・グァンサムは7回途中まで何度かピンチを招きながらも無失点に抑えると、その後はミン・ギョンス、キョン・ホンホのリレーで現代打線を完封し、連敗を6で止め最下位キアとのゲーム差を3に広げた。6位現代は4連敗で、キャラウェイの連勝も5でストップ。