トゥサン−キア(群山)は雨天中止。
サムソン 10−3 現代 (済州)
(勝)イム・ドンギュ 1勝 (敗)ソン・スンナク 3勝7敗
(本塁打)サムソン : シム・ジョンス 17,18号
サムソンは1回表、現代の先発でルーキーのソン・スンナクから主砲シム・ジョンスの場外への3ランで先制すると、5回表には現代の2番手ソン・シニョンからキム・ハンスとパク・チンマンのタイムリーで4点を追加する。さらに6回表、現代の4番手イ・サンヒョンからシム・ジョンスのこの試合2本目となる2ランで9−0と大きくリードする。
現代は6回裏、プロ初先発のサムソンのイム・ドンギュからチョン・ソンフンのタイムリーで1点を返すが、サムソンは7回表、パク・ハニのタイムリーで1点を追加する。その裏サムソンの新外国人ハリッカラが韓国で初登板し、1回を無失点に抑えた。現代は8回裏、サムソンの3番手カン・ヨンシクからサットンとイ・テックンのタイムリーで2点を返すが、最後はルーキーのオ・スンファンが抑えサムソンが快勝した。イム・ドンギュはプロ3年目にして初勝利。シム・ジョンスは、本塁打王争いトップのサットン(現代)に2差とした。
SK 11−5 ハンファ (清州)
(勝)クルーズ 2勝 (敗)チェ・ヨンピル 5勝5敗
(本塁打) SK : イ・ジニョン 9号、チョ・ジュングン 3号、パク・チェホン 12号 ハンファ : ブリトー 5号
ハンファは1回裏、SKの3塁手キム・ヒョンチョルのエラーで1点を先制すると、2回裏にはSKの先発の新外国人クルーズからデービスのタイムリーで2点を、3回裏にはブリトーの2試合連続の本塁打で1点を追加する。SKは4回表、ハンファの先発キム・ヘニムからイ・ジニョンの本塁打で1点を返す。SKは6回表、ハンファの2番手チェ・ヨンピルからイ・ジニョンとチョン・ギョンベの連続犠牲フライで2点を返すと、チョ・ジュングンの2ランで5−4と逆転し、さらにパク・チェホンの2ランでリードを広げた。
SKは7回表、ハンファの4番手チョン・ビョンフィからイ・ジニョンとチョン・ギョンベのタイムリーで2点を、8回表、9回表にも1点ずつを追加する。クルーズは7回で降板すると、その後はユン・ギルヒョン、プロ初登板となった高卒ルーキーのキム・ソンギュがハンファの反撃を1点に抑え、SKが見事な逆転勝ちを収めた。ハンファは自慢の中継ぎ陣が打たれ、痛い逆転負けとなった。
ロッテ 5−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ソン・ミンハン 14勝3敗 (敗)チョン・ジェボク 4勝2敗4S
(本塁打) ロッテ : ペロー 16号 LG : イ・ソンヨル 6号
ロッテは3回表、LGの先発キョン・ホンホからライアンのタイムリーで1点を先制するが、LGはその裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンから主将イ・ビョンギュの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1−1の同点に追いつく。ロッテは5回表、LGの2番手ミン・ギョンスからライアンの2打席連続タイムリーで1点を勝ち越すと、6回表にはLGの3番手イ・ウォンシクからペローの本塁打とパク・キヒョクのタイムリーで2点を追加する。
だがLGは7回裏、ロッテの2番手イ・ジョンミンからイ・ソンヨルのバースデーアーチとなる3ランで4−4の同点にする。試合はこのまま延長に突入し、ロッテは10回表から現在最多勝争いトップのエース、ソン・ミンハンを投入し必勝体制をとる。その期待に打線がこたえ、ロッテは11回表LGの6番手チョン・ジェボクからチャンスを作ると、代わった抑えのチャン・ムンソクからパク・キヒョクのタイムリーで1点を勝ち越す。その裏はソン・ミンハンがLGの反撃を断ち、ロッテが4時間11分に及ぶ熱戦を制し、前日のサヨナラ負けの雪辱を果たした。ソン・ミンハンは今季初の救援勝利で14勝目。