ハンファ 2−5 サムソン (大邱)
(勝)バルガス 7勝2敗 (セーブ)オ・スンファン 1勝2S (敗)チェ・ヨンピル 1勝1敗
(本塁打) サムソン : キム・ハンス 4号
ハンファは5回表、サムソンの先発バルガス(元中日)からシム・グァンホのタイムリーで2点を先制する。だがその裏、サムソンはハンファの先発チェ・ヨンピルから、キャンプ中の怪我から復帰したパク・チンマン(現代からFA移籍)の今季初打点となるタイムリーと、相手のエラーで3−2と逆転に成功する。そして6回表にはキム・ハンスの2ランでリードを広げた。
バルガスは6回2失点で降板すると、その後はパク・ソクチン、ルーキーのパク・ソンフンとオ・スンファンの継投でハンファの反撃を抑え、サムソンが勝利した。バルガスは最多勝争いトップタイの7勝目。
トゥサン 5−9 LG (ソウル・蚕室)
(勝)キム・グァンサム 2勝2敗 (敗)キム・ミョンジェ 3勝3敗
(本塁打) トゥサン : キム・チャンフィ 2号 LG : マテオ 5号
この試合は20日にLGが負けトゥサンに勝つまで入場料をただにすることになっていたため、公約通り20日の入場券を持っている者は無料で入場できた。もしまた負けた場合は、22日の入場料も無料になる予定だった。そのためこの試合は満員に近い約2万8000人の観客が集まった。トゥサンは1回表、LGの先発キム・グァンサムからホン・ソンフンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を先制する。
しかしLGは1回裏、トゥサンの先発で高卒ルーキーのキム・ミョンジェからマテオの3ランで逆転するが、3回表トゥサンにホン・ソンフンのタイムリーで1点を返されると、キム・チャンフィの3ランで5−3と逆転されてしまう。このまま負けられないLGは、4回裏マテオとパク・ヨンテクのタイムリーで5−5の同点にすると、この回代わったトゥサンの2番手イ・ウォニからチョン・ウィユンのタイムリーで2点を勝ち越す。5回裏にはパク・ヨンテクのタイムリーなどで2点を追加する。
6回からはチョン・ジェボク、キム・ミンギのリリーフ陣がトゥサンを無失点に抑え、LGが勝利し昨季からのトゥサン戦の連敗を8で止めた。これによって、22日のトゥサン戦からは通常通り観客が入場料を払うことになった。
ロッテ 4−5 キア (光州)
(勝)チャ・ジョンミン 1勝 (セーブ)ユン・ソンミン 3S (敗)イ・ジョンフン 1勝3敗
(本塁打) ロッテ : ペロー 10号
ロッテは1回表、キアの先発チェ・サンドクからイ・デホとチェ・ジュンソクのタイムリーで2点を先制する。しかしキアは3回裏、ロッテの先発イ・ジョンフンからキム・サンフンとキム・ジョングクの犠牲フライで2−2の同点に追いつくと、チャン・ソンホのタイムリーで1点を勝ち越す。3回表、ロッテはすかさずペローの本塁打で3−3の同点とする。
キアは4回裏イ・ヨンギュのタイムリーで2点を勝ち越し、イ・ジョンフンをノックアウトする。6回表ロッテはキアの2番手でルーキーのチャ・ジョンミンからチェ・ジュンソクのタイムリーで1点を返す。この後はシン・ヨンウン、高卒ルーキーのユン・ソンミンのリレーで1点差を守りきり、チャ・ジョンミンにプロ初勝利をプレゼントした。ロッテは元気なく4連敗で、首位戦線から大きく後退。
現代 0−7 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・ウォンヒョン 3勝5敗 (敗)オ・ジェヨン 1敗
(本塁打) SK : パク・チェホン 4号、チェ・ジョン 1号
SKは4回裏、故障で出遅れていた現代の先発で昨季の新人王オ・ジェヨンからパク・チェホンの本塁打で1点を先制する。6回裏には現代の2番手で高卒ルーキーのイ・ボグンからキム・テギュンの犠打で1点を、7回裏には高卒ルーキーのチェ・ジョンのプロ初本塁打などで3点を追加する。SKは8回裏にも相手のエラーなどで2点を追加し、先発のキム・ウォンヒョンは8回を無失点に抑え勝利した。