DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  韓国シリーズ開幕、第1戦はフィアリー(元千葉ロッテ)の好投とブランボウのホームランで現代が快勝


韓国シリーズ第1戦  サムソン 2−6 現代  (水原)

(勝)フィアリー 1勝  (セーブ)チョ・ヨンジュン 1S  (敗)ペ・ヨンス 1敗
本塁打) サムソン : ヤン・ジュンヒョク 1号、ロペス 1号  現代 : ブランボウ 1号
2004年韓国シリーズは、現代の本拠地・水原(スウォン)公設野球場に1万4000人と満員の観衆を集めてスタートした。試合前にはセレモニーが行なわれ、始球式は女性アイドルグループのジュエリーのメンバー、パク・チョンアが行なった。
試合は現代の先発がチームトップの16勝をあげたフィアリー(元千葉ロッテ)、サムソンの先発が最多勝(17勝)投手のペ・ヨンスで始まった。序盤は両投手の投げ合いとなったが、4回裏現代がブランボウの本塁打により1点を先制したことにより均衡が崩れた。5回裏現代はキム・ドンスやチェ・ジョングクのタイムリーなどで3点を追加する。
一方6回表、サムソンはロペスとヤン・ジュンヒョクの連続本塁打で2点を返す。追加点がほしい現代は、8回裏サムソンの4番手クォン・ヒョクからシム・ジョンスのタイムリーで2点を加えダメを押す。最後は8回のピンチを切り抜けた守護神のチョ・ヨンジュンが抑え、現代が韓国シリーズ連覇に向けてまず1勝をあげた。
第2戦は22日18時から同球場にて行なわれ、先発投手は現代がチョン・ミンテ(元読売)、サムソンがホッジス(元ヤクルト)となっている。