8月末から韓国プロ野球はブローカーを通して兵役を逃れようとした選手たちが警察の事情聴取などを受け、大いに揺れている。韓国では成年男子には兵役の義務が課せられ、20代のうちにそれを済ませることとなっている。だがその尿検査の際、ブローカーを通して不正に薬物を使用し肝臓障害があるとして兵役を逃れようとする者たちがプロ野球選手の中に多数いたのである。すでに件のブローカーは逮捕された。
6日にはLGの選手3名が逮捕されてしまった。警察の捜査のメスは全球団に及び、リストには50名ほどの選手が載っており、その中には主力級もいると言う。現に何名かの選手が警察に出頭させられ拘束されており、今後も逮捕者が増える可能性が高い。公式戦も終盤を迎え、9月末からはポストシーズンが始まるが、大量の逮捕者が出た場合試合を開催することができるのか、関係者たちを大いに悩ませている。