DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 2試合が雨天中止  LG、主将イ・ビョンギュの連続試合安打は25で止まる

30日に予定されていたプロ野球4試合のうち、現代−サムソン(大邱)、SK−ロッテ(仁川・文鶴)の2試合が雨天中止となった。合わせて追加日程も発表され、現代−サムソンは8月21日、SK−ロッテは9月22日にそれぞれ同じ球場にてダブルヘッダーで開催されることとなった。


キア 2−3 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)キーファー 6勝4敗  (セーブ)ク・ジャウン 3敗9S  (負)カン・チョルミン 2勝6敗
本塁打)トゥサン : チャン・ウォンジン 4号
キアは1回表、トゥサンの先発キーファーからキム・ギョンオンのタイムリーなどで2点を先制する。トゥサンは4回裏チャン・ウォンジンの本塁打で1点を取った以外は、キアの先発カン・チョルミンに抑えられていた。
だが7回裏、トゥサンはカン・チョルミンを攻略しキム・チャンヒのタイムリーで同点とすると、続くソン・シホンのタイムリーで1点を勝ち越す。7回を2失点に抑えたキーファーの後を受けたチョン・ソンフンらの中継ぎ陣ががんばり、最後は守護神ク・ジャウンが抑え、キアに逆転勝ちをした。キーファーは今季6勝目をあげた。


LG 10−3 ハンファ  (大田)

(勝)キム・グァンサム 3勝  (セーブ)チョン・スンナム 1勝1敗1S  (負)ソン・ジヌ 3勝4敗1S
本塁打)LG : パク・ヨンテク 9号、チェ・ドンス 7号、キム・ウソク 1号  
ハンファは2回裏1点を先制するが、4回表LGはパク・ヨンテクがハンファの先発ソン・ジヌ(史上最多の通算174勝)から本塁打を放ち1−1の同点とする。だが4回裏、ハンファはチョ・ヒョンスの犠牲フライで1点を勝ち越す。5回表LGは主将イ・ビョンギュの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、2−2の同点に追いつく。ハンファもすかさずその裏キム・スヨンの犠牲フライで1点を勝ち越す。
だが勢いはLGのほうにあった。6回表、LGはチェ・ドンスの本塁打で同点に追いつくと、正捕手チョ・インソンのタイムリーで1点を勝ち越し4−3と再び逆転する。7回表にLGはキム・ジェヒョンが満塁の場面で押し出し四球を選び1点を追加すると、9回表にはキム・ウソクのプロ入り初本塁打などでダメ押しの5点を奪う。
キム・グァンサムは6回を3失点に抑え、7回からはソン・ヨンジェ、出場停止処分が解けたソ・スンファ、最後はチョン・スンナムと継投によりハンファ打線を完全に封じ込め、LGが大勝した。LGはこの日負けたキアを抜いて、単独2位となった。一方、主将イ・ビョンギュはこの試合6打席無安打に終わり、連続試合安打記録は25でストップした。