ＳＫ ２−３ サムソン （大邱）
（勝）ハリッカラ ２勝１敗 （セーブ）オ・スンファン １０Ｓ （敗）キム・ウォンヒョン ３勝１敗
（本塁打） サムソン ： ヤン・ジュンヒョク ４号
第１戦はサムソンが勝利した首位攻防の第２戦は、ＳＫが１回表サムソンの先発ハリッカラからキム・ジェヒョンのタイムリーで１点を先制した。サムソンはその裏ＳＫの先発キム・ウォンヒョンから個人通算300号となるヤン・ジュンヒョクの２ランで逆転すると、皿にパク・チンマンのタイムリーで１点を追加した。個人通算300号本塁打はチャン・ジョンフン（ハンファ、引退）、イ・スンヨプ（読売）に次いで３人目。ハリッカラは５回１失点で降板し、ＳＫは６回表サムソンの３番手クォン・オジュンからパク・キョンワンのタイムリーで１点を返す。
ＳＫはキム・ギョンテ、チョ・ウンチョンの継投でサムソンに追加点を許さないが、サムソンは８回途中で守護神オ・スンファンを投入し、９回は三者連続三振で１点のリードを守りきり勝利し、３連勝でついにＳＫに0.5ゲーム差をつけ首位に立った。首位攻防戦らしく緊迫した展開だった。開幕から首位をキープしてきたが３連敗で２位に転落したＳＫは、ここ１週間好調だったパク・チェホンが４打数無安打、ここ最近不調の塩谷が４打数無安打と全くいいところがなく、打線につながりを欠いた。
ＬＧ ６−６ ハンファ （大田）
（本塁打） ＬＧ ； パク・ピョンホ ２号 ハンファ ； イ・ドヒョン ３号
ハンファは１回裏ＬＧの先発チェ･ウォンホからコリアーの併殺打の間に３塁走者が生還し１点を先制する。ＬＧは２回表ハンファの先発ソン･ジヌ（史上最多の通算193勝）からパク･ピョンホの本塁打で同点にするが、ハンファはその裏イ・ドヒョンの本塁打で１点を勝ち越す。ＬＧは４回表チョ・インソンが押し出しの四球を選び２−２の同点とすると、５回表主将イ・ビョンギュのタイムリーで１点を勝ち越す。ハンファは５回裏イ・ボムホのタイムリーで４−３と逆転すると、コ・ドンジンとシン・ギョンヒョンのタイムリーで２点を追加した。
ハンファは６回以降継投策に出るが、ＬＧは７回表ハンファの４番手クォン・ジュンホンからパク・ヨンテクとパク・ピョンホのタイムリー、イ・ジョンヨルへの押し出しの四球で６−６の同点とする。その後ＬＧのチン・ピルジュンやキム・ミンギ、ハンファのチェ・ヨンピルやク・デソン（元オリックス）の継投で互いに勝ち越し点を許さず、試合はこのまま延長に突入する。ク・デソンは12回まで無失点に抑えたが、ＬＧはチョン・ジェボクが好投しハンファにサヨナラ勝ちを許さず、４時間半を超える熱戦は規定により12回終了時点で引き分けとなった。通算200勝まであと７つと迫ったソン・ジヌはこの日も勝ち星をあげることができず、ハンファも４位に転落した。単独最下位だったＬＧは負けなかったことによりロッテと同率最下位に並んだ。将来の主砲として期待されている19歳の若手パク・ピョンホが４安打１本塁打２打点と活躍した。
ロッテ １−３ 現代 （水原）
（勝）ソン・スンナク ３勝 （セーブ）パク・チュンス ２勝６Ｓ （敗）ヨム・ジョンソク ３敗
４回まではロッテの先発で33歳のヨム・ジョンソク、現代の先発で24歳のソン・スンナクをお互いとらえきれず、無得点が続いた。現代は５回裏チェ・ジョングク、イ・テックンのタイムリーで２点を先制すると、この回代わった２番手イ・ミョンウからイ・スンヨンのタイムリーで１点を追加する。ソン・スンナクは８回表のピンチで降板し、ロッテはこの回代わった２番手の新人イ・ヒョンスンからホセのタイムリーで１点を返す。だがこの後はシン・チョリン、新ストッパーのパク・チュンスが抑え、現代が３連勝で３位に浮上した。負けたロッテはＬＧと同率最下位に並ばれた。
キア ３−０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）カン・チョルミン ２勝１敗 （セーブ）チャン・ムンソク ５Ｓ （敗）キム・ミョンジェ ３敗
この試合はキアの先発カン・チョルミン、トゥサンの先発イ・ヘェチョンによる緊迫した投手戦となり、８回まで無得点が続いた。キアはわずか１安打、トゥサンもわずか４安打しか打てなかった。トゥサンは９回表から継投策に入るが、２番手キム・ミョンジェが先頭打者に四球を与えてしまう。３番手クム・ミンチョルもピンチを広げると、代わった４番手キム・スンフェはイ・ヨンギュに試合の均衡を破る２点タイムリーを打たれた。キアはさらにこの回イ・ジョンボム（元中日）のタイムリーで１点を追加した。９回裏のトゥサンの攻撃はチャン・ムンソクが抑え、キアが投手戦を制し単独５位に浮上した。前日までキアと同率５位だったトゥサンは６位に転落。
