ＬＧ ０−７ 現代 （水原）
（勝）ソン・シニョン １勝１敗 （敗）チェ・ウォンホ １勝２敗
（本塁打） 現代 ： チョン・ソンフン ４号、キム・ドンス ２号
首位現代は３回裏ＬＧの先発チェ・ウォンホからチョン・ソンフンの本塁打で１点を先制すると、５回裏チェ・ジョングクのタイムリーで１点、６回裏代打カン・ビョンシクへの押し出しの四球で１点を追加する。現代の先発ソン・シニョンは５回を無失点に抑えると、６回以降はファン・ドゥソン、新人イ・ヒョンスンの継投でＬＧに反撃を許さない。現代は７回裏ＬＧの２番手チン・ピルジュンから37歳のベテランのキム・ドンスが2試合連続本塁打を打ち１点を追加すると、８回裏ＬＧの４番手カン・サンスと５番手キム・ジェヒョンからイ・テックンの犠牲フライなどで３点を奪い、大きくリードを広げた。
ＬＧの反撃もシン・チョリン、キム・ミンボムらの中継ぎ陣が余裕を持って封じ込め、完封リレーで現代が４連勝で首位をキープした。一方９安打を記録し２度の満塁のチャンスを作りながら無得点に終わってしまった７位ＬＧは５連敗で、首位現代とは９ゲーム差もついてしまった。
ロッテ ４−８ ハンファ （大田）
（勝）ソン・ジヌ １勝２敗 （敗）チャン・ウォンジュン ３敗
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン ３号、デービス ５号、イ・ドヒョン ５号
ロッテは２回表ハンファの先発ソン・ジヌからカン・ミンホの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を先制するが、ハンファはその裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンからキム・ミンジェの内野ゴロの間に３塁走者が生還し同点とすると、チョ・ウォヌのタイムリーで３−１と逆転する。ハンファは３回裏キム・テギュンの本塁打で１点を追加した。ロッテは４回表イ・ウォンソクのタイムリーで４−３と１点差にするが、ロッテもその裏チョ・ウォヌのタイムリーで１点を追加した。ロッテは５回表ハンファの捕手シム・グァンホのエラーで１点を返し、ソン・ジヌはこの回で降板する。
ハンファは６回以降２番手キム・ペンマンが好投しロッテに同点打を許さずにいると、７回裏ロッテの２番手イ・ワンギからデービスとイ・ドヒョンの本塁打で３点を追加した。９回は中継ぎに定着した21歳の若手ソン・チャンシクが抑えハンファが勝利し、５回４失点と不満の残る先発ソン・ジヌに、史上初の通算200勝まであと６勝となる通算194勝目の今季初勝利をプレゼントした。ハンファは３連勝で首位現代とのゲーム差0.5の２位を守り続けた。最下位ロッテは３連敗で首位現代と10ゲーム差以上ついてしまった。
キア ３−１ サムソン （大邱）
（勝）カン・チョルミン ３勝１敗 （セーブ）ユン・ソンミン １勝１敗１Ｓ （敗）ペ・ヨンス １勝３敗
（本塁打） キア ： チャン・ソンホ ７号 サムソン ： パク・チンマン １号
サムソンは３回裏キアの先発カン・チョルミンからパク・チンマンの本塁打で１点を先制するが、キアは４回表サムソンの先発ペ・ヨンスからソン・ジファンの犠牲フライですかさず同点とする。キアは８回表ペ・ヨンスからチャン・ソンホが本塁打王争い単独トップとなる７号２ランを放ち、試合の均衡を破った。カン・チョルミンは８回途中でマウンドをまだ19歳の２番手ユン・ソンミンに譲ると、ユン・ソンミンは期待に応えサムソンの反撃をしっかり断ち、キアが逆転勝ちし再び勝率５割を突破した。エースのペ・ヨンスは勝負どころで打たれてしまい、まだ今季１勝しかあげられていない。敗れて４位に後退したサムソンの中で、パク・ハニが３安打と孤軍奮闘した。
ＳＫ ５−１ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ウォンヒョン ４勝１敗 （敗）パク・ミョンファン １勝３敗
ＳＫは２回表トゥサンの先発パク・ミョンファンからチョン・グヌが押し出しの四球を選び１点を先制する。パク・ミョンファンは４回途中で右手指の痛みを訴え降板すると、ＳＫはこの回代わった２番手キム・スンフェからキム・ガンミンのタイムリーで１点を追加する。トゥサンは６回裏ＳＫの先発キム・ウォンヒョンからアン・ギョンヒョンが押し出しの死球を受け１点を返す。ＳＫは８回表トゥサンの３番手キム・サンヒョンから代打イ・ジニョンの押し出しの四球とキム・ガンミンのタイムリーで３点を追加した。キム・ウォンヒョンは８回を１失点に抑えると、最後はウィ・ジェヨンがトゥサンの反撃を断ちＳＫが勝利し、キアに敗れたサムソンに代わって３位に浮上した。33歳のベテランのキム・ウォンヒョンは今季早くも４勝目。トゥサンはこの試合も５安打だけと相変わらずの貧打に泣いた。
