サムソン 4−3 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)オ・スンファン 6勝1敗7S (セーブ)ペ・ヨンス 9勝6敗2S (敗)チョン・ジェフン 1勝6敗23S
サムソンは1回表、トゥサンの先発ランデル(元読売)からヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を先制するが、その裏トゥサンはサムソンの先発バルガス(元読売)からムン・フィソンの犠牲フライで1−1の同点に追いつく。サムソンは3回表ヤン・ジュンヒョクの2打席連続タイムリーで1点を勝ち越すと、4回表にはキム・ハンスのタイムリーで1点を追加する。
4連敗中のトゥサンは6回裏、サムソンの2番手イム・チャンヨンからアン・ギョンヒョンのタイムリーで3−3の同点に追いつく。試合はサムソンのパク・ソクチン、オ・スンファン、トゥサンのイ・ジェウらリリーフ陣の好投で両チームともに勝ち越し点が奪えず、延長に突入する。そしてサムソンは11回表、トゥサンの守護神チョン・ジェフンからパク・ハニの打球を外野が処理する間に3塁走者が生還し、1点を勝ち越す。その裏この1点のリードをエースのペ・ヨンスが守りきり、首位攻防戦は首位サムソンが3タテし4連勝となり、2位トゥサンに6.5ゲーム差をつけ、独走態勢に入った。負けた2位トゥサンは5連敗で、3位SKにも0.5ゲーム差に迫られている。
キア 3−0 ハンファ (大田)
(勝)カン・チョルミン 3勝6敗 (セーブ)チェ・サンドク 1勝4敗1S (敗)ムン・ドンファン 7勝5敗
キアは3回表、ハンファの先発ムン・ドンファンからソン・ジファンのタイムリーで1点を先制すると、5回表にはイ・ヨンギュのタイムリーで1点を追加する。キアの先発カン・チョルミンは粘りの投球で7回途中までハンファ打線を無得点に抑える。ハンファは9回表、ハンファの5番手チョン・ビョンフィからルーキーのソン・サンのタイムリーで貴重な1点をもぎ取る。
最後はかつてエースとして活躍したベテランのチェ・サンドクがハンファを抑え、キアが勝利した。チェ・サンドクは6年ぶりのセーブ。負けたハンファはSKに抜かれ4位転落。
現代 0−3 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・ウォンヒョン 9勝7敗 (敗)ファン・ドゥソン 10勝6敗
SKは5回裏、現代の先発ファン・ドゥソンからチョ・ジュングンのタイムリーで1点を先制すると、6回裏にはパク・キョンワンのタイムリーなどで2点を追加する。SKの先発キム・ウォンヒョンは7回を無失点に押さえると、8回からはチョン・でヒョン、チョン・ウラム、チョ・ウンチョンの継投で現代に反撃を許さず、SKが完封リレーで勝利し、負けたハンファに代わって4月22日以来100日ぶりに3位へ浮上した。好調SKは7月の成績が14勝6敗と、勝率7割を記録した。ベテランのキム・ウォンヒョンは5連勝で今季9勝目。
LG 4−2 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チェ・ウォンホ 9勝5敗 (セーブ)チャン・ムンソク 5勝5敗6S (敗)イ・ミョンウ 4敗
(本塁打) ロッテ : ライアン 8号
ロッテは1回裏、LGの先発チェ・ウォンホからライアンの本塁打で1点を先制する。6連敗中のLGは2回表、26日のキア戦で惜しくもノーヒットノーランを逃したロッテの先発チャン・ウォンジュンから主将イ・ビョンギュのタイムリーで1−1の同点に追いつくと、3回表には2番手イ・ジョンフンからパク・キナムのタイムリーで1点を勝ち越す。
ロッテは7回裏、ソン・インホのタイムリーで2−2の同点に追いつく。だがLGは8回表、ロングリリーフで好投していたロッテの3番手イ・ミョンウから代打チョ・インソンのタイムリーで2点を勝ち越す。このリードをミン・ギョンス、チャン・ムンソクらのリリーフ陣が守り、LGが勝利し連敗を6で止めた。チェ・ウォンホは8回途中まで2失点に抑え、昨季の勝ち星をすでに上回る9勝目をあげ、7年ぶりの2ケタ勝利まであと1勝とした。